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ジメジメは肌にもからだにもよくない! 今から備える“カビ”ケア術

記事に関するキーワード:健康管理 6月 家事

ベタベタ、ジメジメした梅雨シーズンは気分も塞ぎがち。肌もベタつきや化粧くずれ、インナードライで肌コンディションが揺らぎやすくなります。同時に、からだの不調にも悩まされるとか。その原因はカビや嫌なにおいだって知っていましたか? 憂鬱な時期こそ快適に過ごせる方法を、All About「家事・掃除」ガイドの藤原千秋さんに教えていただきました。

“カビ・におい”対策は、シンプルなケアが一番効果的!

玄関先から明らかにカビ臭いお家というのがあるのですが、主な原因として考えられることは、「換気が不十分」ということ。湿気取り剤を仕込んだり、除湿機を稼働させたりする以前に、一日数回複数箇所の窓やドアを開けての自然換気や、浴室やトイレ等、水まわりにおける換気扇の稼働をおこなってみてください。

窓やドアを開けること、換気扇を回すなどの作業はほとんどコストもかからず簡単! この時期はとくに意識して生活習慣のひとつとして試みてください。

ほかには、「寝具のケアが不十分」ということもカビ・においの原因として挙げられます。湿ったお布団ってジメジメしたお家の特徴でもありますね。寝具周りのケアを怠ると、就寝中にかいた寝汗などで容易に布団やベッドにカビが発生します。晴れた日に布団やベッドマットを天日に干し(陰干し)たり、定期的に「布団乾燥機」を稼働させる、定期的にシーツやベッドパッドを洗濯して干すなどのお手入れをぜひ、おこなってみてください。

また、水まわりに生えたカビは見た目に汚らしいというデメリット、それらのカビが温床になって家中にカビが蔓延するリスクなどがあります。一日のうちでも8時間程度の長時間を過ごす寝具や寝室に生えたカビは、呼吸器トラブルや皮膚炎などのアレルギー症状をもたらすなど、直接的な健康被害につながることもあるため、軽視することはできません。

不快感な毎日からおさらばする「掃除の心得」

梅雨時期はとくに布団、ベッド周りの寝具を含め、ソファの布カバー、ラグマット、カーペット、カーテン等の大物ファブリックに染み込んだ湿気やにおい対策を心掛けてください。

●洗濯(クリーニング)やこまめな掃除機掛け
●換気、空気循環(エアサーキュレーターの稼働)、エアコン(除湿)

を並行して使用ことをおすすめします。また、湿度が下がり乾燥する「梅雨の晴れ間」を有効に活用することもお忘れなく。

こもりやすい“におい”を撃退する方法

梅雨時期は気温と湿気が相まって、雑菌繁殖を加速し、嫌なにおいを発生させます。そのため、「湿度コントロール」が大切なポイントになります。温湿度計をにおいが気になるポイントに設置して、日中通して70%以上になるようでしたら要注意! 対策を講じる必要があります。

【玄関】
げた箱の中に湿気がこもると、靴がカビたりにおいの発生することが気になります。できれば梅雨前に中身を全部取り出して、すでにカビが生えていたり、においが染み付いた靴は廃棄するかクリーニングに出すなどの処置を。下駄箱の仕切り板は、消毒用エタノールで清掃除菌しましょう。においが気になる靴の内部にもスプレーしておくとにおいが軽減されます。

梅雨時もできればげた箱の扉をちょくちょく開け放して、内に湿った空気がこもらないようにします。紙コップに重曹を入れたものをげた箱下段の隅に2ヵ所置いておいても、除湿・消臭効果が期待できます。洗濯前の臭うスニーカーなどにそのまま振りかけ、2時間ほど置いておくのも消臭効果が高まるのでおすすめです。

【リネン】
家庭で洗濯できるものはしっかり洗濯して乾燥させ、洗えないものはクリーニングに出します。除菌消臭剤は緊急避難的に使用するものなので、においや汚れを落とす根本解決にはなりませんので注意しましょう。

【キッチン周り】
主に冷蔵庫内、電子レンジ周辺、ゴミ箱、流し台の排水口や三角コーナーなどを中心に清掃、除菌することでにおいの発生を抑えます。

【トイレ】
リネン同様便座カバーや足元マットなどの布モノが汚れてにおいを発生させていることが多いので、こまめに洗濯することをおすすめします。床、壁に飛び散った尿などが独特のトイレ臭の主要因になりがちなので、便器内以外の床、壁も使い捨ての掃除シートで拭き取れば、簡単&清潔です。

嫌なカビ・ベタつきの撃退法とは?

【お風呂】
24時間換気扇をきちんと24時間回し続けること、月に一回程度の定期的な除菌清掃(排水口や洗い場床部分は、次亜塩素酸ナトリウムを主成分としたカビ取り剤の使用。壁や天井等は塩化ベンザルコニウム水溶液を使用した除菌が手軽で低コストです)をおこないます。

【キッチン】
キッチンまわりはこちらの成分が入った洗剤で拭き掃除を。
●冷蔵庫内外やゴミ箱 → 消毒用エタノール(一度拭きで済むので時短)
●コンロ周り → アルカリ性洗剤
●シンク(排水口)周り → 次亜塩素酸ナトリウム

【床(畳)】
消毒用エタノールを吹き付けた古タオル雑巾で拭きましょう。掃除に使用した雑巾は、カビ胞子を散らさないためそのまま廃棄してください。

今すぐできる、カビ・におい対策いかがでしたか? 梅雨時期をカラッと気持ちよく過ごせるように、毎日の生活にぜひ取り入れて、快適に過ごしてくださいね。

記事に関するキーワード:健康管理 6月 家事
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取材協力 藤原千秋 All About「家事・掃除」ガイド

家の事・子どもの事・仕事の三つ巴を愉しむ三児の母ずぼら掃除を提唱。主に住まい周りの記事を専門に執筆するライターとして15年のキャリアをもつ。現在は並行して家事サービス、商品開発等にも携わる。大手住宅メーカー営業職出身、三児の母。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など著書、マスコミ出演多数。

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