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赤ちゃんにもペットにも安心! アロマ虫除けの作り方

記事に関するキーワード:スキンケア 7月 香り リフレッシュ 赤ちゃん

紫外線対策に次いで、頭を悩ませるのが夏の虫除け対策。せっかくだから肌にいいものを使いたい! そう考える人も増えているはず。リフレッシュ効果もある精油のチカラを借りて、安心、安全な虫除けに今年は挑戦してみましょう。
アロマテラピーのエキスパート・橋本裕子さんがビギナーさんでも簡単に作れるアロマ虫除けの作り方を伝授します。

Q.通常の虫除けとアロマを使った虫除けの違いについて教えてください。

一般的に、虫除けの主成分となっているのは「ディート」という薬品。これはベトナム戦争でも使用されたと言われている殺虫剤です。

一方、アロマの虫除けは「虫が苦手な香り」を活用した虫除けです。使用する「精油」は、植物が生命活動の中から生み出した天然の有機物。分子構造が自然な形なので、合成の化学物質である薬品とはその点が違うことからも、体に「安心」なものと言えると思います。

精油は天然物質ではありますが、植物によって様々な天然の化学物質の成分を含みます。精油はパワフルであるがゆえ、「全てが安心!」というものではありません。赤ちゃんにも使う場合は、きちんと「赤ちゃんにも使える精油」であり、「適した濃度で作られた虫除け」であることが大切です。

Q.虫除けに効果的なアロマとは?

●今夏もデング熱で懸念される「蚊」について。
蚊が嫌う香りは、レモン調の香りがする成分だと言われています。「シトロネラール」や「シトラール」を含む精油ですね。その他、「レモングラス」「シトロネラ」「レモンユーカリ」など、嗅いでみてレモン調の香りがする精油にこれらの成分が含まれています。

●虫全般が嫌う香りについて
先に示した精油のほかにも、「ペパーミント」「シダーウッド」「ゼラニウム」などが虫除けに効果的だと言われています。精油を使うのはもちろん、庭やテラスにこれらのハーブを植えておくと害虫対策にもなると言われています。

また、ゴキブリなどにはスパイス系の精油「クローブ」「シナモン」などが効果的だとも言われています。

Q.子供や赤ちゃんもOKな、手作りアロマ虫除けのレシピとは?

蚊よけアロマスプレー(50mlの容器サイズ、1%濃度)
<材料>
●無水エタノール 5ml
●精製水      45ml
●精油 10滴
・レモングラス(シトロネラ系の香りはどれでもOK)  6滴
※小さなお子様には肌刺激が少ない、「リツエアクヴェバ」がおススメです
・ユーカリ  2滴
・ラベンダー 2滴

<作り方>
(1) 無水エタノール5mlを容器に注いで精油を滴数垂らす。
(2) 無水エタノールと精油が馴染んだら精製水を加えて出来上がり!
※精油は90%以上のアルコールまたは油脂で希釈されます。無水エタノールに精油を垂らして精製水を加えるという順番を守るときれいに希釈されたスプレーが出来上がります。

Q.ペットにもアロマ虫除けを使えますか?

動物は人間よりも低い濃度の精油で虫除けをしましょう。先ほど紹介した「子供用 1%濃度のレシピ」の虫除けスプレーはペットにも使用して頂けます。チワワなどの皮膚が薄い超小型犬には、更に半分の滴数のレシピ0.5%での使用でも大丈夫。レモングラスやラベンダーはデオドラント効果も持つ精油であり、ペットの臭い対策にも役立つので一石二鳥です。レモングラスは蚊だけでなくノミやダニ除けにも良いと言われています。私の愛犬の虫除け&臭い対策にも役立てていますよ。

Q.手作り虫除けの使い方のコツや保存方法は?

精油は揮発性の物質なので、こまめに使用しましょう。スプレー式のものは2時間おきくらいに気になったらシュッと虫除けをするのがおすすめです。赤ちゃんなど、肌がデリケートな方に使用する場合は、精油であっても肌に刺激を感じる場合もあるので、お母さんが様子をみながら使用してくださいね。また、こまめな虫除けが難しい場合は、市販の「アロマペンダント」や「アロマストーン」を持ち歩くことで「ぶら下げるタイプの虫除け」として携帯することもおすすめです。

手作りのアロマ虫除けは、2週間を目安に使い切りましょう。アロマショップで販売されている遮光瓶に入った精油を使用してください。作った虫除けスプレーは直射日光が当たらない場所で室温保存してくださいね。

精油は植物のパワーを凝縮したパワフルなエッセンス。

植物=すべてが優しいわけではありません!精油は、植物によって「注意事項」があるものがほとんどです。使う人によって気を付けることが違うので、自分が使ってみたい精油については「注意事項」を把握して安全に使用することが大前提です。健康な大人は3%濃度、赤ちゃん、妊婦さん、老人や幼児などは0.5%~1%濃度での使用が好ましいと言われています。妊婦さんなど、特に体調面で気を付けることがある方は、身近な専門家やかかりつけのドクターに確認してから使ってくださいね。

今回ご紹介した虫除けレシピは濃度が低いので、肌トラブルが起こることはとても少ないですが、敏感肌の方で心配がある方は、腕の内側など肌のやわらかいところでパッチテストをしてみましょう。また、レモン調の香りがする精油は色が黄色い精油が多いです。希釈したスプレーで衣類に色が付くことも稀ですが、お気に入りの洋服など衣類のダメージが心配な方は注意してくださいね。

アロマスプレーの作り方の参考サイト)
「マスクにシュッ! アロマで不快感を解決」http://allabout.co.jp/gm/gc/406348/

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取材協力 橋本 裕子(はしもと ゆうこ) All About「アロマテラピー」ガイド

アロマテラピーK's Aroma主宰、英国IFA認定アロマセラピスト、JAA認定アロマコーディネーターインストラクター。スクール講師を経て開業し、現在は各種団体様への出張講座、サロン、カルチャースクールにてさまざまなアロマ講座を展開中。

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