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簡単エクササイズ

即パッチリ! プロ直伝の目もとエクサで“まなざし力”UP!

過ごしやすい季節になって、ふと気づくと目元がシワシワ、しょぼしょぼしていて顔の印象が冴えない。そんな経験ありませんか? それは夏場の保湿とケア不足が原因なのです。

「夏場は汗をかくことから、肌が潤っているような気になって、保湿より美白ケアを優先しがち。最近では保湿力の高い美白製品もたくさんありますが、一般的に美白製品は、アルコールの配合量が多めで収れん作用が高いものが多いのも事実。使い心地がさっぱりしている分、気持ちよく使えますが、年齢を重ねたお肌の場合、それだけで済ませてしまうと知らぬ間に乾燥が進んで敏感状態になってしまうことも。

ただでさえ目元は皮膚が薄くトラブルが起こりやすいパーツ。年齢サインが気になるようになってきたら、保湿をお手入れのメインにするほうが無難です」とTAMAKOさん。

また、目元の印象が冴えなくなったからといって、マッサージを頑張りすぎるのもNG!
「目元の皮膚は、他の部位に比べて4分の1程度の厚さしかありません。マッサージで肌に摩擦刺激を与えると、かえってシワやくすみを招く原因に。また、化粧品の効果を狙って、アイケア製品を必要以上に多くつけすぎてしまうのも御法度。油分過多になり、目元のたるみにつながります」

そこで今回は、繊細なアイゾーンに負担をかけずに、効率よくパッチリ目がつくれる簡単目元エクサをTAMAKOさんが伝授。毎日の保湿ケアのついでに行って目元の印象力を高めましょう。

夏枯れ目元をレスキュー! かんたん目元エクサ

(1)アイケア製品を使う前に、氷水につけてかたく絞ったコットンを目元にのせて冷やす。

(2)コットンを外し、今度はホットタオルや手のひらで目元を温める。これを2〜3分繰り返す。

(3)圧をかけすぎない中指と薬指にアイケアをとり、太陽のツボ→目の下→上まぶた→太陽とぐるりと目を囲むようにしながらなじませる。(2回)

(4)その後、太陽→瞳子りよう(どうしりよう)→承泣(しょうきゅう)→晴明(せいめい)→攅竹(さんちく)→魚腰(ぎょよう)→糸竹空(しちくくう)の順に、各ツボ3秒ずつプッシュ。力の入れすぎはたるみのもと。イタ気持ち良いくらいが◎。

illustration Mana Manali

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取材協力 TAMAKO(たまこ) セラピスト

モデル、インターナショナルコンテスト出場経験から世界中の美容に触れ、セラピストの道へ。生理解剖学、栄養学、皮膚科学など学んだのち、ロンドンの一流スパ『SPACE NK』にて修行を積む。世界各国で得た豊富な知識と経験から独自のメソッドとトリートメント技術を編み出し、2008年『Via・Monte』をオープン。ミス・ユニバースやモデルなど多くのセレブリティを顧客に抱える。