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フランス便り

美容先進国、フランス「ビオ美容」事情

記事に関するキーワード:フランス 5月 パリ バスタイム ビオ

ボンジュール!
私は、パリのブールヴァードラスパイユという通りに住んでいます。もう“ン十年”もこの街、この場所に住んでいますが、ここを選んだのには2つの理由があります。1つは、プロフェッショナル用の写真現像所があること。そして、もう1つは、毎週日曜日の朝に特別なマルシェ(朝市)があることです。仕事でパリを留守にするか、もしくは朝寝坊して起きられないか(笑)……それ以外は、そのマルシェにほぼ毎週買い出しに行っています。

パリのマルシェ最新事情

このマルシェで売っている物は、全てが「ビオ」! 同じ場所で、マルシェは週に3回あるのですが、日曜日はビオマルシェ、ほかの2回は普通のマルシェが開かれます。ビオマルシェの日は、野菜果物はもちろんのこと、肉類、魚介類、乳製品、お菓子パン、化粧品、衣類…全部オーガニックの商品なのです。
数年前から、「我が家では全てビオづくし」という“ビオ友だち”がかなり増えました。この5〜6年で、パリ市内の20区あるどこの区でもビオの食品店が軒を連ねるようになり、無農薬食品を簡単に購入できるようになってきました。

玄米菜食の私は、むしろ東京に帰るとビオショップ探しに困るほど。パリにいるほうが安全で美味しい野菜や豆腐、味噌などの和食材を手軽に購入できるというのは、ちょっと不思議ですよね。
先日、玄米を食べている東京の友人がパリに来たとき、「無農薬の玄米はどこに行っても買えない」というので、南フランスのカマルグ産の無農薬玄米をお土産に持たせました。お米のおいしい日本に、フランスからお米、変なお話ですが……。玄米を召し上がるのでしたら、無農薬であることをオススメします。日本では玄米が流行っているようですが、農薬付きでは元もコもありませんからね。

ビオコスメも充実

食品の他に、ここでは化粧品も売っています。クリームやローションなど、すぐに使える物もありますが、ここで紹介するのは、ちょっとユニークな「自分でミックスできる」材料が売られていること。

例えばアーモンドオイルやアルガンオイルなど、単品でももちろん使用できますが、お好みの香りや薬効のあるエッセンシャルオイルを少し混ぜると、自分だけのオリジナルコスメに早変わりします。
ローズウォーターに保湿の高いオイルを混ぜると、美容液に変身! オレンジフラワーやローズのお水は、お料理やお菓子にも使えます。またエッシャルオイルを売っているお店には、乾燥ハーブも。
フランスには、ハーブを「食して、香りを楽しみ、肌で試す」というように、内からと外からで効果を上げる考え方があります。これは、歴史の長い農業国フランスならではの考え方だそう。
マルシェの化粧品屋さんには、腸を綺麗にする天然サプリも売っていました。キレイな肌は、キレイな腸からですものね。

ビオコスメを作ってみることに!その作り方は・・・

私は、主に野菜とフルーツをいつも買いますが、今回はお塩と生のベルガモットを買いました。日本でも人気の紅茶「アールグレイ」の香りがベルガモット。どんな植物かご存知ですか? まるでミカン。ちょっとおへそが出ている柑橘類なのです。作るのはバスソルト。最近元気のない友人にプレゼントするためです。

作り方はいたって簡単。ベルガモットの皮を薄く剥いて、粗塩に混ぜます。容器に入れてよく振り混ぜるだけ。3〜4日経ったら、出来上がりです。昨年、南フランスで摘んできたラベンダーがまだ残っていたので、それも粗塩と混ぜてもう1つ、バスソルトを作りました。
どちらもリフレッシュ効果があるので、お風呂にはいって元気を取り戻してほしいと思います。

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パリジェンヌ流、丁寧なスキンケア
取材協力 YOLLIKO SAITO 写真家

日本大学芸術学部写真学科卒業。広告制作会社勤務後フリーになる。現在、パリを基点としてヨーロッパ、アフリカなどで活躍。日本の女性誌、書籍、広告の他にアート作品の写真展をパリ、ベルリン、銀座で定期的に開催。ビオ、自然食、自然治療にも関心が強く、自他ともに認める「健康マニア」。自宅で栽培しているオーガニックハーブを使った料理をもてなしたり、ナチュラル・オーガニックコスメなどの美容情報にも精通。

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