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フランス便り

三ツ星レストランに犬?パリに野良猫はいない? パリのペット事情

記事に関するキーワード:ライフスタイル フランス パリ 12月

Bon jour!
みなさま、お元気ですか?
パリは、街角に焼き栗屋さんが立つ季節、つまり長い冬がスタート。今年も終わりになり、先日日本に行った時の出来事をふと思い出しました。

若い女性が、にこやかに乳母車を押してこちらに向かってきました。
随分と小さなベビーカー。日本人は、なんでもコンパクトが好きだし、多分、新生児用なんていう機種があるのだ、何せこの国は、細分化が好きな国だから…と数秒間考えてしまいました。自然を装って中を覗くと、赤ちゃんがよく被っている白いひらひら帽子。

ふーん。あれっ?赤ちゃんの顔が、ブルドッグに見えた。錯覚?お母さんは、普通の顔なのに。きっとお父さんは年の離れた頬が垂れ下がったおじさん?それで、赤ちゃんは、ブルフェイス?…と妄想が止まりませんでした。

これはすごいものを見てしまったと、打ち合わせの編集さん2名に堰を切って話しました。すると、大笑いされました。えぇぇぇ?なぜ笑う? “それ犬ですよ。本物の”と笑いながら編集さんが答えてくれました。日本には、犬用の乳母車が存在して普及していることを、この浦島太郎に教えてくました。はぁぁ?い、犬のベビーカー???…ビックリたまげました。さて、今回はパリと東京のペットの違いを見てみましょう。

はじめに、ドッグカー?お犬車?乳母車?パリではもちろん見たことがありません。

まずはお散歩について。日本ではペットボトルにお水入れて持ち歩き、ワンちゃんのご用が済むとお水をかけることにもびっくりしました。さすが清潔な国 ジャパン。こちらパリでは、最近やっとウンチを拾うようになりました。なぜなら、罰金を科せられたからです。それまでは、ひどいものでした。“踏んじゃった”“くっさああい!げええ”…これが日常茶飯事。朝か、夕方になるとパリの街を掃除するために、道路の路肩下から水が流れます。その水で靴を洗った経験は、パリ人なら誰しもあると思います。

公共の公園には、無料のビニールのウンチ袋が設置されており、その設置場所には使い方が書いてあるのです。ここまでしないと、フランス人は、わからないのでしょうか?そして、その無料袋はいつもありません。一度もゲットしたことが無いので、残念ながら画像をお見せすることができません。

パリのレストランは、“子供NO、犬オーケー”。こんな無言のルールがあります。騒いだり泣いたりする子供よりも、静かにテーブルの下にいる犬は、問題ないということですね。
以前、子供お断りの三ツ星レストランに行った際、お犬様はすんなりと入ることができ、なんと脚つきの銀食器でお水が出てきました。

そしてリードについて。人や車が少ないところでは、愛犬はリードなしで飼い主のそばを楽しそうに歩いています。以前、リードを持って歩いている人がいたのですが、なんか変な動きの犬が…よく見るとネコでした!

パリの猫は、運動不足かもしれません。なぜならおうちに引きこもっているのだから。飼い主は、猫を外には出しません。ですので、外で猫を見かける機会はあまりありません。ネズミ対策でカフェが飼っているカフェ猫。野良猫は、パリにいないのです。あっ、ホテルにいます。パリの最高級ホテルの中でも上品なホテル LE BRISTOL。なんとここにはクレオパトラとファラオンという猫2匹が、優雅に住んでいるのです。
Le Bristol Paris | Luxury Hotel in Paris

パリでも有名な美容家SHIGETA CHIKOさんに待望の双子ちゃんが生まれました。
お祝いにお伺いすると、窓際に置いてある真っ赤なバウンサーの近くに前からいた猫のベティーちゃんがいました。赤ちゃんができて、嫉妬するのでは?と聞くと、なんとベティーちゃんは、長女としてCHIKOさんの手助けをしてくれるそうです。頼もしいですね。

各国、細かな違いはありますが、ペットは家族ですね。どんなに私たちに喜びや愛を与えてくれるでしょう。小さな命を大切にしたいですね

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取材協力 YOLLIKO SAITO 写真家

日本大学芸術学部写真学科卒業。広告制作会社勤務後フリーになる。現在、パリを基点としてヨーロッパ、アフリカなどで活躍。日本の女性誌、書籍、広告の他にアート作品の写真展をパリ、ベルリン、銀座で定期的に開催。ビオ、自然食、自然治療にも関心が強く、自他ともに認める「健康マニア」。自宅で栽培しているオーガニックハーブを使った料理をもてなしたり、ナチュラル・オーガニックコスメなどの美容情報にも精通。

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