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フランス便り

パリジェンヌたちのアフター5の過ごし方

ボンジュール。
気持ちのいいお天気と、何よりも大切なヴァカンスが目の前とあって、パリは今、どんな人もご機嫌な季節です。
ヴァカンス前は、パリの街中がウキウキ気分。街角音楽祭やゲイプラウド、テクノパレードなどのイベントが毎週末ごとに開催され、街中がお祭りのような雰囲気です。

こうして原稿を書いている金曜日の深夜、お隣のアパートメントでパーティーが催されている様子。こちらは、一般的に住宅にはクーラーがないので、ベランダの窓は開けっ放し。パーティーの音楽がガンガン聞こえてきます。ヴァカンス前のこの時期でなければ、アパート内のどなたかから、注意されていることでしょう。私も、知っている曲が聞こえると口ずさんじゃったりして、気づけばヴァカンス前のパリジェンヌです(笑)。

今の時期は、夜も10時ぐらいまで明るいので、会社が終わってもまだお昼のよう。こちらは、会社は17時に終わります。けれどもレストランのオープンは大体20時から。ディナーが始まるまでのアプレサンカー(アフターファイブ)は、カフェでハッピーアワーを楽しむ人がほとんどです。17時〜20時のハッピーアワーには、喉越しのいいビールが1杯のお値段で2杯飲めます。ワインなど他のアルコールも半額。多くのフランス人は、アプレサンカーには、会社の人でなく、個人の友達とカフェで待ち合わせて、ハッピーアワーを楽しんでいます。思いっきりおしゃべりして、20時になったらレストランへ移動。そのレストランが、星付きの場合は、一度家に帰って着替えて集合です。

先日、某会社のカクテルパーティーにお呼ばれしたときのことです。会社から直接いらした方は、先ほどまで着ていたカチッとしたジャケットを脱いで、長めのエレガントスカートを強調。会場の雰囲気によく合っていました。パリジェンヌはよく歩くので、ちょっとしたカクテルパーティーの時は、ヒールでなくぺたんこの可愛い靴を履いている人たちをよく見ます。

飲みに行かないパリジェンヌは、水曜日は映画館です。どこの映画館も新しい映画は、水曜日に始まるのです。お芝居観劇にもよく行きますね。各美術館は、夜間営業の曜日があります。例えば、ルーブルは水曜日は21時まで。オルセーは木曜日は21時まで開館しています。会社帰りに美術館、素敵ですよね。

最近は、会社帰りにスポーツクラブへ行くパリジェンヌも増えました。アフターファイブには会社を引きずらず、積極的に好きな事をする。頭を切り替えて、欲望のまま! これがパリジェンヌ流の最高のストレス解消法かもしれません。

ピックアップアイテム
夏の日差しを浴びた肌に
取材協力 YOLLIKO SAITO 写真家

日本大学芸術学部写真学科卒業。広告制作会社勤務後フリーになる。現在、パリを基点としてヨーロッパ、アフリカなどで活躍。日本の女性誌、書籍、広告の他にアート作品の写真展をパリ、ベルリン、銀座で定期的に開催。ビオ、自然食、自然治療にも関心が強く、自他ともに認める「健康マニア」。自宅で栽培しているオーガニックハーブを使った料理をもてなしたり、ナチュラル・オーガニックコスメなどの美容情報にも精通。

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