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キレイのキッチン

春がやってきた! ふっくらじゅわ~、たけのこおいなりさん

食物繊維が豊富なたけのこ。おなかにたまり、しかも歯ごたえがあるので、自然とよく噛むことに…その結果、満足度がアップ。今回のように炭水化物に加えることで、かさ増しになり、カロリーオフにつながりますね。

また、たけのこに限らずですが、春先に出回る山菜類に含まれる灰汁の苦みは、冬の“溜め込みモード”になっていた体から“排出モード”に切り替える働きがあると言われています。デトックス効果も期待できますね。自分で茹でてもよし、茹でたてのたけのこも店先に並ぶこの季節、旬の素材を存分に味わいましょう。

たけのこおいなりさん

油揚げ・・・4枚
日本酒・・・100cc
みりん、きび砂糖、醤油・・・各大さじ2

お米・・・2合
茹でたけのこ・・・100g
だし昆布・・・5g
すし酢・・・60cc

白ごま、桜の塩漬け・・・適量

(1)お米を洗ってざるにあげて水気を切る。たけのこは細切りにする。
(2)鍋(炊飯器)に(1)、水360cc、昆布を入れて火にかけ炊く。
(3)炊き上がったら昆布を取り出しすし酢を回しかけ切るように混ぜる。
(4)油あげは開きやすくするため菜箸を転がしてから半分に切り中を開く。ざるに並べて熱湯をまわしかけて油抜きをする。
(5)フライパンに調味料を煮立たせ、(4)を2枚重ねて手で挟むようにして軽く水気を切りフライパンに並べる。ふたをして弱火で20分煮る。粗熱が取れたら、半量(4枚)は裏返す。
(6)(5)の揚げの中に(3)のごはんを詰める。白ごまと桜の塩漬けを乗せる。

text: Keiko Eguchi
photo&movie: Hidehiro Yamada

取材協力 江口 恵子(えぐち けいこ) インテリア&フードスタイリスト

「pen」「オレンジぺージ」「saita」他女性人気雑誌をはじめ、広告、Web等でインテリアから料理まで、暮らしまわりのスタイリングと提案を行う。ケータリング、予約制カフェ・レストラン、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰し、幅広く活躍中。