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大気中物質は春がピーク! 美肌キープのためのリスクヘッジスキンケア

春の肌悩みといえば紫外線や乾燥ですが、ここ数年もうひとつの“肌不調因子”として注目を集めているのが「大気中物質」。このところ何かと耳にするPM2.5などがその代表格ですが、大気中物質は、からだだけでなく美肌にとっても、見過ごせないほど悪影響を及ぼすことがわかってきました。皮膚科医の蘇原しのぶ先生に、大気中物質の肌への影響や解決策について伺いました。

Q1. 大気中物質は、なぜ肌に悪いの?

大気中物質とは、排気ガスやタバコの煙、花粉のほか、ここ最近よく耳にするPM2.5などがあります。粒子がPM10(=10マイクロメートル)以下の大気中物質は、粒子がとても細かいために、肌を刺激しやすく、シミ・しわ・たるみといったエイジングサインを加速させる要因に。特にPM2.5は粒子が毛穴の約20分の1以下と極めて小さく奥に入り込みやすいため、今もっとも肌への悪影響が懸念されています。額や頬の色素沈着や、法令線やマリオネットラインなどのシワは、大気汚染物質に多く当たっている人ほど強く出ます。

Q2. 大気中物質から肌を守るには?

PM2.5 は粒子が非常に細かく奥に入り込みやすいため、なるべく肌に触れないようにすることが大切。外出時にはファンデーションやマスク、サングラスなどで肌をガードするといいでしょう。マスクは大気中物質まで防御できるものを選ばないと意味がないので気をつけて。また環境汚染物質と紫外線が混じることにより肌のダメージが倍増することがわかっています。紫外線ケア、抗酸化物質入りの化粧品や食物を摂取することもおすすめです。そして、外から帰ってきたら顔をブラシなどではたいて、洗顔をしっかりと。ただし強くこすったり強い洗浄剤を使ったりすると、逆に肌のバリア機能を壊してしまいかねないので要注意!

Q3. 大気中物質で肌が荒れてしまった! そんな時は?

ビタミンCや水素を含む抗酸化物質配合の化粧品でケアしたり、緑黄色野菜や果物などの食品を意識的に摂取するといいでしょう。大気中物質を取り除く専用の洗顔ブラシや、BBクリーム、日焼け止めなどを活用し、これ以上肌の不調を悪化させないよう工夫することも大切です。

大気中物質は、肌にも健康にも百害あって一利なし。とは言え対処法は決して難しいものではないので、ぜひ毎日の習慣に。花粉やPM2.5が飛散する季節も、健やかに艶めく素肌でいられるはずですよ。

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取材協力 蘇原 しのぶ(そはら しのぶ) 皮膚科医

しのぶ皮膚科院長。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科、白斑専門の新宿皮フ科副院長などを経て現職。皮膚科・皮膚外科歴12年。オールアバウト美と健康のガイドなど、執筆、ラジオ、テレビなどのメディア活動も精力的にこなしている。

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