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季節と肌

今いちばんカッコいいのは、ぶれない女性! 肌も性格も鍛えたい女子が急増中!?

「あなたが目指したいのは、どんな女性ですか?」—–イマドキの20代〜30代女性たちにそんな質問を投げてみたところ、“前向きな女性”“ぶれない女性になりたい”という意見がトップを独占! モテや媚びの見える女性像はもはや古い、というのは何となくわかってはいても、“自分らしさや強さを兼ね備えた女性はカッコいい”という、モテとは180度違う価値観が称賛されてきているのは驚きです。ではなぜ、今“ぶれない強さ”が支持されているのでしょうか? その理由の裏側をみていきましょう!

男モテより同性からの支持! 軸のあるぶれない女性がカッコいい

Q:2017年、今目指したいのはどんな女性?

20代〜30代の女性1,050名に対し、2017年に目指したいと考える女性像を聞いたところ、「前向きな女性」が約7割ともっとも多く、次いで「ぶれない女性」が約半数、「自信がある女性」(45.8%)という結果に。軸があって強く、明るい女性像が憧れの対象となっていることが明らかになりました。

今の女性たちの気分をもっともよく表しているのが、やはり「ぶれない女性になりたい」という意見。回答した女性たちは「自分の基盤を固めたいから」「強くなりたいから」「かっこいいと思うから」ともコメントしており、基盤を固めて軸をもつことで、男性ではなく同性から憧れられる存在になりたいという真意が浮き彫りに。

ぶれたくないのは外見も同じ! 肌も体型も基盤から整えたい

「自分の基盤を整えたいと思うこと」について深堀りしてみると、20代・30代ともに約半数が「体型」と回答。20代では、「性格」(41.3%)、「肌」(37.9%)と続き、見た目と内面の両方を見直したいと考えている女性が多いことが判明。また、30代は「肌」(38.1%)、「性格」(37.8%)という結果に。

外見に自信をもちたいと考える女性が多いという上記の結果をふまえ、現在の肌悩みについて聞いてみたところ、20代・30代ともに「毛穴」という回答がTOPに。20代では「乾燥」が2位、「ニキビ・吹き出物」が3位と続き、30代では「しみ」が2位、「ハリ・弾力の衰え」が3位という結果に。

「肌悩みが起こりやすいタイミングは?」という質問には、20代が「生理周期」、30代は「季節の変わり目」という回答が最多に。季節変化や生理周期以外では、20代で「ストレスを感じたときに肌が荒れる」という回答が多くみられました。

ぶれない女性への憧れは、自信のなさの裏返し!?

All About「恋愛」ガイド:相沢あいさんによると、日本人は他人よりも目立ったり自信を表に出すことをあまり良しとしない風潮があるため、自分を抑圧しがちなのだとか。

「調査結果で、「ぶれない女性」を目指す理由の上位に「自分の基盤を固めたい」「強くなりたい」と回答した方が多かったのも、そのためで、自信のなさからくる「ぶれやすくて弱い自分」を変えたいという思いの現れなのではないでしょうか。見直したい性格でも「自信がない」が上位にきていますが、同時に「面倒くさがり」であることから、思うように自分の性格が直せていないことも伺えます」と相沢さん。

しかし、そんな社会風潮のなか、近年ではTwitterやInstagramなどSNSが急速に普及。芸能人やインスタグラマーなどの発信力が高まりをみせています。

「投稿内容はライフスタイルに関するものだけでなく、彼らの考え方や、意見、スタンスも自由に発信されており、自分で人生を切り拓いて輝いている姿は、「強くて明るい」女性たちへの憧れの土台となっているのでは」

スキンケアの怠りが“ぶれる肌”をつくっている!

20代・30代の約半数が、1年に数回化粧品を変えていることについて、All About「スキンケア」ガイド:吉田貴子さんは、若い女性の肌のバリア機能の低下との関係性を指摘。

「肌にもともと備わるバリア機能は、低下すると外的刺激に肌が弱くなり、皮膚炎を起こすリスクがアップ。近年よく耳にする「花粉症皮膚炎」もそれが原因です。空気中に飛散された花粉が肌に付着し、それが肌内部に侵入し皮膚炎の症状である、赤み、痒みを引き起こすのです。バリア機能が低下する要因はいくつかありますが、スキンケアの怠りもそのひとつ。だからこそ、乾燥が気になる冬から花粉が飛ぶ春にかけては保湿をいつも以上にしっかりと行いたいもの。そうした日々の丁寧なスキンケアが、ちょっとしたトラブルにもぶれない、美しい肌の土台作りにはとても大切なのです」

肌と心はリンクしているとよく言われますが、まさにそのとおりの結果に。理想の女性像を目指すなら、まずは日々のベーシックケアからきっちりと。肌のぶれを克服できれば、同性から憧れられる女性になる日も近いはず!

■調査概要
・調査日程:2017年2月10日(金)~2月13日(月)
・調査地域 :首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に居住
・年代:20代・30代
・性別:女性
・有効回答者数:1,050名
・調査方法:インターネットリサーチ

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取材協力

相沢 あい/All About「恋愛」ガイド
人間関係に悩む人の心を軽くする「コミュニケーションアドバイザー」 恋愛コラム二スト/コミュニケーションアドバイザー。早稲田大学人間科学部出身。高校生の時から執筆活動を開始。2004年にミスインターナショナル日本ファイナリスト選出を機に、芸能活動を始める。現在は、コラム執筆・インタビュー原稿作成などを行うライターや、広告やWEBの制作、レポーターとしても活動中。

吉田 貴子/All About「スキンケア」ガイド
皮膚科・美容皮膚科医。渋谷スキンクリニック院長。一般皮膚科と美容皮膚科の両方を開設し、男女問わずあらゆる肌の悩みに向き合う。なかでもニキビ治療を得意とし、しつこいニキビや深刻なニキビ痕をケア。保険診療の他、自費治療での美容皮膚科診療、メディカルエステを組み合わせ、ニキビケアに取り組んでいる。