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“夏老け”回避! 今すぐ実践すべきUVケアQ&A

記事に関するキーワード:美肌 スキンケア 7月 紫外線 敏感肌 UVケア 日やけ

紫外線は肌の老化をもっとも加速させる原因のひとつ。ケアをしなくちゃいけないことはわかっているけど、いざ、日やけ止めの選び方や、レジャー先でのUV対策など、わからないことも多いのでは? そこで今回は、透明感のある肌が美容業界でも注目される美容家・深澤亜希さん、化粧品の開発にも従事する美容家・山本未奈子さん、植物療法に詳しいウェルネス&ビューティジャーナリストの久保直子さんの3名の方々にUVケアの素朴なハテナについて教えてもらいました。

Q1:日やけや紫外線が怖いのはなぜ?

A1:紫外線は肌の内部にダメージをもたらし、シミやしわ、たるみなどの老化現象を引き起こします。(山本未奈子さん、久保直子さん)

肌の老化の外的要因の80%が紫外線と言われています。肌は貯金箱のような仕組みになっていて、紫外線の影響は少しずつ肌の中に蓄積されていきます。それがいっぱいになった時、シミやしわとなって現れてしまうのです。将来、シミやしわなどを回避するためにも、紫外線貯金の量は減らすのが得策。だからこそ紫外線対策は365日必要なのです。(山本さん)

紫外線は肌へのダメージを引き起こし、肌そのものの体力を奪ってしまいます。弱っている肌は、紫外線により余計に刺激を受け、炎症を引き起こします。炎症を引き起こすことで、メラニンの過剰生成につながり、肌荒れにつながる恐れも。また、紫外線を長く浴び続けていることで、肌の奥深くの真皮へのダメージも蓄積され、しわやたるみなどのエイジング悩みにつながってしまうのです。(久保さん)

Q2:日やけ止めのSPFやPAなどの意味がよくわかりません。

A2:SPFはシミの原因となる波長を防ぐ指数。PAはシワ・たるみの原因となる波長を防ぐ指数です(久保直子さん)

紫外線には2種類あり、短波長のUV-Bはサンバーン(日やけ)という状態を引き起こす波長で、SPF値はこのUV−Bを防ぐ効果を表します。一方、UV-Aは皮膚を赤くするなど、急激なダメージは起こさないものの、波長が長いため真皮にまで入り込み、ゆくゆくは肌のたるみを引き起こします。このUV-Aを防ぐ効果を表しているのがPA。最大でPA++++。UV-Bは夏前後に強くなりますが、UV-Aは一年中降り注いでいるので、SPF値だけでなく、PA値も気にして製品を選ぶことが大切です。日やけ止めは、汗や皮脂などで落ちやすいので、まめに塗りなおすことも重要。紫外線にさらされるアウトドアシーンなのか、都心なのか、部屋にいることが多いのか、TPOによって数値を選び分けることがベターです。

Q3:真夏の紫外線対策、どんな日やけ止めを選べばいいですか?

A3:普段づかいはSPF25程度でOK。(山本未奈子さん)

SPFの数値は、何分間肌が紫外線のダメージを受けないかを数値化したもの。日本人の平均的な肌は「SPF1=20分間紫外線によるダメージを防げる」という計算方法により算出されています。そのため、普段使いならSPF25、PA++の日やけ止めで十分です。けれども1日中外にいる時や、アウトドアの時は、SPF50のものを選びましょう。また低刺激で、白浮きしない日やけ止めを選ぶことも大切です。今の日やけ止めは技術が進んでいるものがたくさん発売されているので、日やけ止め選びの幅が広がるはずです。

Q4:目から紫外線が入るって本当?

A4:そういう説も。目も日やけするので対策は必須です(深澤亜希さん)

ここ数年で注目されるようになったことですが、一説には目から紫外線が入ることで、体内でメラニンを作る指令が出され、それがシミの原因になるとも言われています。意外と見落としがちなのですが、目も実は日やけをします。日本人は網膜の色素が多く眩しさを感じにくいため、サングラスの使用率が欧米に比べ少ないのですが、無防備に太陽光に当たると角膜や水晶体にダメージを与えます。それによって、白内障や加齢黄班変性症という病気になることも。目は、肌のようにUVケアアイテムを塗ることはできないので、日頃から“紫外線透過率”99%以上カット効果と、できれば近赤外線カット効果のあるサングラスをするのも良いでしょう。また、目元の皮膚は顔のなかでも特にデリケートなので、UVクリーム+サングラスでWの紫外線ガードが効果的です。

Q5:夏休みに海に行く予定があります。子供の日やけ対策で気をつけることってどんなことですか?

A5:肌に優しく伸びのいい日やけ止めを(久保直子さん)

日やけ止めは、塗るのを嫌がる子も多いので、伸び広がりやすいタイプのものをさっと塗ってあげましょう。小さい子は特にバリア機能が完全に出来上がっていないので、肌に優しいノンケミカルタイプのものやオーガニック仕様のものがオススメです。日やけ止めを嫌がるお子さんの場合は、帽子などでもある程度防げるので活用してみてください。家族でのレジャーのときは、大人はアウトドア用のSPF値、PA値の高いものを使い、マメに塗りなおすことが大切。海の場合は、スプレータイプの日やけ止めを併用すると使いやすくオススメです。もし、肌が敏感になっている場合は、ノンケミカルやオーガニックのものを先にベースとして塗ってから、SPF値の高いものを重ねるのもよいでしょう。首の後ろや耳の後ろ、背中などは忘れがちなのでしっかりケアしてくださいね。

Q6:髪の毛の日やけが気になります。どうすればいいですか?

A6:スプレータイプの日やけ止めがおすすめ。(山本未奈子さん)

スプレータイプの日やけ止めは、出かける前に髪の毛全体に吹きかけて使えるので1本あると便利です。髪の日やけ対策は、カラーの退化や髪の毛のダメージを防ぐことにも繋がります。紫外線は、髪の毛内部の水分を流出させ、乾燥を招きます。毎日のシャンプー後に頭皮用のエッセンスを取り入れて、髪や頭皮の保湿を実践することも大切です。

Q7:唇の日やけ対策、どうすればいいですか?

A7:UV効果のあるリップを常備しましょう(深澤亜希さん)

唇は、肌と違い、粘膜がむき出しになっていてとってもデリケートな部位。紫外線の影響をもろに受けやすいので、紫外線対策はしっかりしましょう。UV効果のあるリップ下地やUV効果付きの口紅やリップグロスを常備して、こまめに塗るのがオススメです。また、気づきにくいけれど、紫外線により乾燥もしやすいのが夏の唇です。こまめな保湿を心がけましょう。

Q8:日やけをして肌が敏感になってるような気がします。どうケアしたらいい?

A8:とにかく保湿!(深澤亜希さん)

日やけをすると、肌が乾燥することでバリア機能が低下し、敏感な状態になることが確かにあります。そういった場合は、一にも二にも保湿です。とにかく保湿を徹底して、健やかなうるおい肌を取り戻しましょう。保湿成分がきちんと配合された美容液やクリームでしっかりケアすること。夏だからと言って、化粧水だけで保湿できた!と思うのはNGです。また、日やけしてしまったからと、肌が敏感な状態で美白ケアをすると、かえって美白成分が刺激になることがあるので、それもNG! 肌が敏感な状態の時は、保湿効果のある美容液やクリームでしっかりケアすることが何より大切です。

Q9:紫外線ケアに効果的なインナービューティーって?

A9:色の濃い野菜と、「まごはやさしい」を食生活に取り入れて(久保直子さん)、麹を使った食材は美白効果があると言われています(深澤亜希さん)

色の濃い野菜やフルーツには、抗酸化作用のあるファイトケミカルが豊富です。例えばトマト(リコピン)、アボカド(ルチンやカロチノイド)、かぼちゃ(βカロチン、ビタミン)、キャベツ(βカロチン、ビタミン、葉酸)、など。また、普段の食生活は「まごはやさしい」を目安にしてもいいと思います。ま→豆類 ご→ごま わ→ワカメなどの海藻類 や→野菜 さ→魚類 し→シイタケなどきのこ類。特に女性は、鉄などミネラル分を損失することがどうしても多いので、食生活と同時にサプリメントを上手に取り入れることもいいでしょう。キヌアやフリーカなど雑穀系のスーパーフードは料理にも取り入れやすいのでオススメです。(久保さん)

紫外線の強い時期は、ビタミンC、Bのサプリメントを積極的にとるといいですね。普段の食事では、抗酸化効果の高い緑黄色野菜や、醤油麹や塩麹、甘酒などを常備するのもオススメです。(深澤亜希さん)

Q10:紫外線をたくさん浴びてしまった日は、どうケアすれば老け肌を回避できるの?

A10:日やけの度合いにあわせて適切なケアを(深澤亜希さん、山本未奈子さん)

肌に炎症がない程度ならば、その夜は美白効果や抗酸化効果のあるシートマスクをするのがオススメです。お風呂から出た後、肌と身体が温かい状態で行うのが効果的です。シミは、紫外線を浴びてから72時間後に生成されるので、その前にシミの生成をブロックしてくれる美白成分や抗酸化成分が含まれているシートマスクや美容液でしっかりケアしておくと、肌くすみやシミ、老け肌を阻止できますよ。(深澤さん)

ヒリつきなどを感じた場合は、炎症が起こっています。日やけ=炎症なので冷水で絞ったタオルで肌を冷やして、炎症を鎮静させることが何より先決。冷やすことでメラニンの生成を抑えることもできます。また、日やけした当日は、お風呂に入るのは控えてぬるめのシャワーに(山本さん)

Q11:塗り忘れたりしやすいパーツってありますか?

A11:首やデコルテ、耳裏は対策を忘れがちなので意識して!(山本未奈子さん、深澤亜希さん)

首や手は年齢が出やすいと言われているパーツ。デコルテや手の甲などは、紫外線によりシワやシミが刻まれると途端に老け印象が加速してしまいがちなので、特に気をつけて塗りたいパーツです。(山本さん)

首とデコルテは、顔以上に紫外線の影響を受けやすいという報告もあるので、しっかりUVケアクリームを塗ることが大切です。特に夏はポニーテールなどをした時に首の後ろや、耳の後ろなども紫外線にさらされやすいパーツです。塗り忘れやすいので気をつけましょう(深澤亜希さん)。

Q12:一日中子供と公園にいたため、頭皮がヒリヒリします。どうしたらいい?

A12:タオルなどでまずは冷やして。シャンプーも控えるのがベター(久保直子さん)

頭皮の日やけも顔と同じです。まずは炎症を抑えるために、冷やして保湿することが大切です。濡らしたタオルなどで頭をすっぽりと覆い、ほてりを鎮静しましょう。そのあと、頭皮用の美容液やローションで保湿をしてあげるか、オイルなどで保護を。ヒリヒリしている場合は、シャンプーを使わずに、ぬるま湯でこすらないように優しく洗うなど、痛みを広げないように工夫することも大切です。過度な日やけはやけどと同じです。あまりにひどい場合は皮膚科を受診してくださいね。

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