美人になるには背中が大事!? 痩せ体質になる秘訣
だんだんと暖かい日差しが見え隠れする時期は、シャツや薄手のニットが着たくなる! いざ袖を通してみたらなんだか体がぼってり…。今回は、寒さで縮こまった体をほぐしながら、“痩せパーツ”である背中を効果的に鍛える方法を、女性誌などさまざまなメディアで大活躍のダイエットコーチ、EICOさんに教えてもらいました。
目次
Q. 背中を鍛えると痩せると言われるのはナゼ?
背中には、「広背筋(こうはいきん)」という肩から腰までの筋肉や、「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」という体幹の柱のような筋肉があります。これらの筋肉は体の中でも大きい筋肉です。大きな筋肉は、カロリー消費量も多いので、背中を鍛えると痩せると言われるのです。
Q. ダイエット効果が期待できる背中エクサは?
●毎日の習慣に…背中まわりの脂肪燃焼エクササイズ
(1)四つん這いになり、肩の下でまっすぐ両手を伸ばす。背中が丸まらないよう注意。
(2)右ひじと左ひざを伸ばし、「1、2、3、4」とカウントしながら、伸ばしたひじとひざをお腹に向けて引き寄せる。「4」のときにお腹の下でひじとひざをくっつける。
(3)「5、6、7、8」のカウントで、2の体勢に戻す。伸ばした腕は耳につくようにする。1の体勢に戻り、逆も同様に行う。左右4セット。
●ハミ肉が気になったら…背中と腰まわりスッキリトレーニング
(1)うつぶせに寝て、両手・両脚をXになるように伸ばす。脚はできるだけ開く。
(2)両手・両脚を同時に持ち上げて20秒キープを3回繰り返す。正面を見ながら、上体を胸まで上げられるとベスト。脚はひざが曲がらないように注意を。
※腰が痛くなりやすい人は、ベッドの上で行ってください。
●お風呂の前や寝る前に…肩こり解消も!? タオルトレーニング
(1)床に座って背筋を伸ばし、ひざを揃えて90度に曲げる。タオルの両端を持ってひじを伸ばしてスタンバイ。
(2)ひざの角度を90度にキープしたまま、ひじを頭の上で伸ばし、タオルを左右に引っ張り合う。
(3)そのまま腕を頭の後ろにまわし、背中の筋肉がギュッと絞られているのを意識しながら15秒間タオルを引っ張り合うようにしてキープ。これを3セット。
普段の生活では背中は意識しないと使いづらいパーツ。意識し始めるだけで、物を取るときやつり革につかまるときなど、普段の何気ない動作もエクササイズ効果が増していきますよ。