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簡単エクササイズ

思わず触りたくなる!? つるすべボディの作り方

「気温も湿度も低い冬は、乾燥や血行不良によって肌の新陳代謝が鈍りがち。そのため冬を越した肌は、古い角質が表面に溜まり、くすみやザラつき、ゴワつきが目立ちやすい状態です」と教えてくれたのは、化粧品・時短美容ガイドの城後紗織さん。「肌の露出が増える夏直前になって慌てないように、春先からきちんとお手入れを初めておくのがベストですよ!」

Q. ボディのお手入れってどうすればいいの?

基本的には、顔もボディも皮膚構造は同じです。ボディケアもフェイスケアと同じように、「肌を清潔に保つ」、「しっかり保湿をする」、「紫外線から守る」。この3つが重要なポイントとなります。

理想的なのは、“触った時に気持ち良い肌”。血色が良くツヤがあり、ふっくらとした健康的な肌は、触り心地も良いはず。人目につく時だけ慌ててクリームを塗るようなその場しのぎの保湿ではなく、お風呂上がりなど気づくたびにさっとケアすることを習慣にしましょう。

また、角質が溜まって硬くなっている肌にいくらクリームを塗り重ねても、角質がバリアになって浸透を妨げてしまいます。1~2週間に一度はスペシャルケアを行なって古い角質を取り除き、水分と油分をしっかり与えるのがベストです。

Q. ボディケア、具体的なケア方法は?

●1. ひじ&ひざは、こっくり系クリームを習慣に!
ひじやひざは、乾燥すると皮膚が硬くなりがちなパーツです。ボディクリームやボディオイル、ワセリンなど、保湿力が高くややこっくりとした感触のアイテムを、円を描くように優しくなじませるのを習慣化しましょう。

●2. かかとや足裏は、毎日続けることがカギ!
お風呂上がりの皮膚が柔らかくなった状態で、クリームやローションでケアしましょう。ハンドケアやボディケアと同じクリームやローションを使ってかまいませんが、保湿力が物足りないと感じたら、フットケア専用のものを使ってみるのも良いでしょう。毎日続けることで足裏の状態はかなり変わってきます! ぜひ習慣に!

●3. フットファイルのやりすぎは角質がたまる原因に!
かかとや足裏ケアでやりがちなのが、軽石やフットファイル(角質ケア用のやすり)による角質ケア。しかし、やり過ぎは逆に角質肥厚を招くため、1~2週間に一度で十分です。肌が柔らかくなっているお風呂上がりに、フットファイルやスクラブ剤で力を入れずにやさしくこすればOKです。乾燥がひどい時は、クリームを塗った後ラップで覆い、その上から靴下を履いて10分放置する、かかとパックもおすすめ。つるつるのかかとが蘇ります。

●4. お手入れしにくい背中&ヒップは手のひらで撫で洗い!
皮脂腺が多いためベタつきやすく、いつも清潔に保っておきたいのが、背中やヒップ。ただし、タオルなどでゴシゴシこすると色素沈着を招き黒ずみの原因になるので、ボディソープや石けんを手のひらでよく泡立ててから、やさしくなで洗いするのが正解です。保湿の際は、油分の多いクリームやオイルでは毛穴に詰まってニキビの原因になりやすいので、さっぱりとしたローションやジェルタイプなどがおすすめです。通気性や吸湿性の高い、綿の肌着をつけるのも良いでしょう。ニキビが気になる場合などは、ボディピーリングなどを行うのも一つの方法です。

●5. 首やデコルテはフェイスケアの一部と心得て!
「首やデコルテも顔の一部」ととらえて、顔と同じようにケアするのが一番簡単な方法です。顔に化粧水や乳液、日焼け止めをつける時は首やデコルテにも伸ばすという“ついでケア”をぜひ始めてみて。化粧品をなじませる時や家事や仕事の合間に、天井を見上げるようにしてストレッチをすると、血行やリンパの流れが促進され、シワの予防にもなります。くすみやザラつきが気になる時は、顔と同じクレンジングで汚れを落としたり、肌を柔軟にするふき取り化粧水でやさしく古い角質を落としましょう。

いかがでしたか? 今から取り組んで、夏までに魅せ肌をつくりましょう。

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つるすべボディを目指すなら
取材協力 城後 紗織(じょうご さおり) All About「化粧品・時短美容」ガイド

美容ジャーナリスト。大学在学中より、女性誌編集スタッフとして執筆活動をスタート。独立してキャリアを重ねる一方、出産後の多忙な経験から時間をかけずにキレイになれる美容法を追求。著書「時短メイクbeauty」をはじめ、雑誌やWebを通じて独自の時短美容テクを発信中。中国留学経験もあり、漢方にも詳しい。