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簡単エクササイズ

むくみをオフする!ふくらはぎマッサージ

「ふくらはぎを揉むといい」。そんな健康法が話題になりましたが、それは、ふくらはぎが第二の心臓とも言われるため。「二足歩行する私たちは、どうしても重力の影響で下半身に水分が溜まりがち。それを心臓へと送り返すのがふくらはぎの機能です」と教えてくれたのは、フットセラピストの野口貴子さん。長年悩んでいる人も多い、ふくらはぎのむくみを解決する方法を伝授します。

湿気の多い季節は、足にも水がたまりやすい!

そもそもふくらはぎは、下半身の血液を心臓に送り返すポンプの役目を担っています。しかしながら女性は男性に比べて筋肉量が少なく、弱いため、ふくらはぎのポンプ機能が弱っている人がほとんど。そのため、男性よりも足のむくみを感じやすいのです。

さらに気圧が低くじめじめした梅雨時期は、空気中の酸素量が減少するので、自ずと体内の酸素量が低下してしまいます。体に取り入れる酸素が少なくなると、血流が低下し代謝も悪くなっていくのです。雨の日になると頭が痛くなったり、なんとなくやる気が出ないというのは、体の中の酸素量が低下するためなのですね。

特に梅雨の時期は、蒸し暑いために冷たいものを飲んだりして、体に入れる水分量は増える季節。しかし、歩くのが億劫になったりするので汗がでない…と体に水分が貯まりやすい状態です。ですから、梅雨時期は特に足がむくみやすいと感じることが多くなるのです。

また、ヒールを履いたり、足に合わない靴を履くことで足のアーチが崩れてしまい、正しい歩き方ができていない結果、ふくらはぎを有効に使うことができず、むくみが悪化してしまいます。

むくまないふくらはぎ=柔らかいふくらはぎ!

足のむくみをオフするには、ふくらはぎのポンプ機能を正常に戻してあげることが不可欠です。そのためには、ふくらはぎの筋肉をしなやかに整えること。そこでますは、自分のふくらはぎの状態を確認しましょう。あなたのふくらはぎの状態はどんなでしょうか? 力を入れてもいないのに硬かったり、コリコリと塊のようなものがあったり、指先で細かく掴めないような状態ではありませんか? それは、奥に老廃物が固まったコリがある状態。本来は、力を入れていないときはふにゃっと柔らかく、歩いたりすることでしなやかに動く状態がふくらはぎの理想の姿です。

まずは、日々のマッサージで老廃物をオフし、ポンプ機能としての役目を果たす柔らかふくらはぎを目指しましょう!

●内ふくらはぎマッサージで老廃物をデトックス
老廃物は足の内側に溜まりやすいもの。まずは、足の内側をマッサージして余分な老廃物をデトックスしましょう。

椅子に座るかあぐらをかいて、片足をもう一方の足にかけ、内ふくらはぎに力が入らない状態にします。内くるぶしから上に向かって、骨の下側を親指で指圧するようにマッサージしましょう。2〜3回行ったら反対側の足も同様に。

●ふくらはぎ絞りで柔らか筋肉育成
老廃物をデトックスしたら、ふくらはぎを揉んでほぐしましょう。

片足ずつ、両手を使って下から上へキュッキュとぞうきん絞るようにマッサージします。

マッサージに好適なのは、お風呂上りの体が温まっている状態。むくみがひどいとなかなか指がスムーズに入っていかないので、ボディクリームなどを塗り、肌のすべりを良くするのがオススメ。

また、梅雨時期のむくみには半身浴や着圧ソックス、寝る前に足をあげてブラブラさせるなど、意識的に下半身の水分を心臓へと送り返すよう促すのも効果的です。万年むくみに悩まされている人こそ、これからの時期は少しのケアでいつものふくらはぎが変わるのを実感できるはず。ぜひ試してみてくださいね。

illustration: Mana Manali

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取材協力 野口貴子 フットセラピスト

プロフェッショナルフットセラピスト、フットアドバイザー1級。プライベートサロン「築地リセット」オーナー。商社にて会長・社長秘書として勤務したのち、足のプロへ。プライベートサロンで様々な足のケアを通じ、マニュアル通りではない個人個人にあった自然療法フットケアを提案。ふくらはぎケアはもちろん、ウォーキングやシューズセラピーなども行う。