美しさは“横顔”が決め手!美人度をアップする簡単フェースラインマッサージ
体重が増えたわけでもないのに太ったように見えてしまう、なんとなく老けた感じがする、表情が冴えない……それって、もしかしたらフェースラインのたるみが原因かも。すっきりとしたシャープなフェースラインの横顔は、それだけで美人度もアップ。とはいえ、エステに通う時間も経済的な余裕もない……いえいえ、あきらめるのはまだ早い!毎日続ければ結果が出せる、簡単でクイックなフェースラインマッサージを、美容家の田中愛さんに伝授していただきました。
目次
フェースラインがたるむとふっくら見えて、老けた印象に
人と対面したときに、まず目に入るのは顔。その顔の印象が、その人自身の印象に直結するのは至極当たり前のこと。では、フェースラインがたるんでくると、その印象にどんなマイナス効果が表れるのでしょうか。
「顔はシャープな部分がないと、5歳老けて見えると言われるため、フェースラインがたるむと、実年齢より上に見られがちです」と田中さん。若作りは必要ないかもしれませんが、実年齢より老けて見えるのは避けたいもの。
さらに「フェースラインがたるんでくると、顔が大きく見えてしまい、あご周りがぼやけてふっくらしている印象を与えます。その結果、全体のバランスが悪くなってしまいます」。フェースラインは体のごく一部ですが、そのたるみによる影響は全身に及んでしまうのですね。
とくに、あごの下のたるみは、毎日正面から鏡を見ていても、自分ではなかなか気付きにくい部分。その反面、横から見ると目立つため、他人の目には留りやすい部分でもあります。「鏡を顔の側面に持ち、自分のフェースラインを毎日チェックすることが、一番のたるみ予防」なのだそうです。
さらに、痩せているからといって油断は禁物。顔には30種類ほどの表情を動かす筋肉があり、その筋肉がしっかり動いて使われていないと、顔全体がたるんでしまうことに。「頬のあたりの筋肉がたるめばほうれい線が深くなり、目のあたりの筋肉がたるむと目が小さくなります。ファースラインもあご周りの筋肉が衰えることでたるみが出ます」とのアドバイスも。太ってあご周りにおニクがつけばたるむのは当たり前ですが、痩せていても筋肉が衰えればたるみの原因に。シャープなフェースラインには、やはり筋肉を動かすマッサージが効果的なのですね。
毎日のスキンケア時に行うリフトアップマッサージ
では、さっそく実践を。まずは、毎日のスキンケア時にできる簡単なマッサージから。伸びの良いクリームを顔全体に塗布してから始めます。伸びが悪い美容液などは手のすべりが悪く、肌を傷つけるので注意しましょう。
①手をパーにして指と指をつなげる。
②あごから耳の前に向かってくるくると円を描くようにマッサージ。
左右3回ずつ2セット、朝晩行うことで、リンパの流れも良くなり、あごまわりを覆っている筋肉を刺激してリフトアップ効果が狙えます。
即効性が期待できる指かっさマッサージ
次は、「明日は勝負!今すぐすっきりさせたい」というときにおすすめの、筋肉にダイレクトに働きかける即効性のあるマッサージです。
①手をチョキにしてから曲げます。
②あごから耳の下に向かって、しごくように強めに引き上げます。
左右3回ずつ2セットほど行いましょう。
お風呂に入って血行を良くしてから行えば、さらに効果的ですし、湯船につかりながら行ってもOK。フェイス用オイルなどを塗布してから行うと、すべりも良くてやりやすくなります。ちょっと痛気持いいくらいの強さで、シャープなあごのラインをイメージしながら行うと良いそうです。
大切なのは、毎日横顔チェックをしてフェースラインを意識することと、日々の積み重ね。ほっそりとしたフェースラインを手に入れて、横顔美人を目指しましょう。