朝の全身活性と下半身シェイプにぴったり! 簡単朝ヨガ
梅雨のジメジメから解放されて天気はいいのになんだかやる気が出ない…。夏のはじめは意外と体調を崩しやすいもの。縮まった体をほぐして開くだけで、体の中の循環が整い、気持ちも体もすっきりするはず。太陽の陽射しを浴びて元気な夏を過ごしましょう!
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胸を開くポーズで内臓の動きを活性化!
パソコンやスマホを見てついつい前傾姿勢になったり、子供と向き合う毎日で前屈み姿勢がクセになってしまったり…。私たちの生活は前のめり姿勢になることが意外と多いもの。
「前傾姿勢がクセづいてしまうと胸が縮まり呼吸が浅くなるため全身に酸素をしっかり届けることが難しくなってしまいます。ヨガのポーズで胸を開くようにすることで、体の中に十分に酸素を取り入れることができ、細胞の活性化に繋がります」と教えてくれたのは、ヨガインストラクターの齋藤りょう子さん。
「胸を開くポーズとして初心者の方でも簡単にできるのがコブラのポーズです。体の背面が伸び、胸を開くのでスムーズな呼吸が可能です。また、太もも、ヒップ、腰回りをストレッチする効果もあるので夏の下半身引き締め効果も期待できますよ」
Let's try! 上体を起こすコブラのポーズ
(1)うつぶせに寝て足は肩幅に開き、かかとが開かないよう内にいれる。
(2)肘をまげて両手のひらを胸の横につき、左右の肩甲骨を近づけるように肘を内にいれる。額は床につける。
(3)息を吸いながら両手のひら全体で床を押して胸から上を起こす。
(4)息を吐きながら目線は正面をまっすぐ見る。ゆっくりと呼吸をしながら30秒ほどキープ。
(5) ゆっくりと息を吸いながら(2)の姿勢に戻る。これを3回繰り返す。膝、腰をしっかり伸ばすことを意識することで下半身の筋肉を鍛えられヒップアップ効果が期待できる。
胸をべったり床につけずに手のひらと額で体を支えるのが基本の姿勢。
首が後ろに下がってしまうと首に負担をかけるので、気持ち首を前に下げるような気持ちでまっすぐ前を見る。