疲れた体をリセット! 季節の朝ヨガでエナジーアップ
「過ごしやすい季節になり始めたのに、どうも調子が上がらない」……そんな症状はありませんか? 体のよどみをヨガのポーズでクリアにして、行楽の秋を満喫する準備を整えましょう!
目次
ヨガといえばこのポーズ! 三角のポーズで内臓を活性化
夏終わりは自分でも気づかないうちに疲労がたまっているもの。暑さによる疲れだけでなく、冷たい食べ物の取り過ぎや、室内と屋外との気温の格差により内臓が冷えてしまい、動きが鈍くなっている可能性も。
こんなときにオススメなヨガが、「ウティッタ・トリコナーサナ」と呼ばれるポーズヨガの代表的な三角のポーズです。下半身を大地につけるようなイメージでどっしりと構え、太ももや足首のストレッチと強化に効果的です。下半身を使いながら胸や背骨をストレッチしていくので、お腹まわりの強化にも繋がり、消化機能の改善効果も期待できます」と教えてくれたのは、ヨガインストラクターの齋藤りょう子さん。「体を大きく伸ばすポーズなので、ストレス緩和にも効果的です」
ウエストシェイプにも効く! 三角のポーズに挑戦
(1) まずは両足を大きく開いて立つ。足の指をしっかり広げて、足の裏全体で地面をつかむようなイメージで。片方の足はつま先を前に向けて立ち、もう一方は体と平行になるようにする。マットや床の目地を目安にするのがおすすめ。手は腰に軽く添える。肩に力が入らないよう、リラックス。
(2) 息を吐きながら左に出した足のほうへ、上半身を倒す。腰を曲げるのではなく、骨盤から傾けるようなイメージで。右側の脇腹だけでなく、曲げた方の左側の脇腹も伸ばすように意識する。
(3)左手を床につけ、右手を腰から離す。ゆっくりと天井へ向けて右手を伸ばしていく。顔は天井へ向けた手を見るように傾け、視線は指先を見るように。ゆっくり呼吸をして10秒ほどキープ。ゆっくりと足と手を戻し、反対側も同様に。