寒い季節だからこそ! おうちでできるリラックスヨガ Part 2
背中やもも裏、ヒップなど体の背面は、普段の生活の中では意識して使うことのないパーツ。そのため、凝り固まって柔軟性がなくなっている人も多いもの。「加えて、今の時期は、寒さによって無意識のうちに体に力が入ってしまいがちです」とヨガインストラクターの斎藤さん。
呼吸をしながら体を伸ばすヨガのポーズは、そんな凝り固まったパーツを無理なくストレッチすることができる運動ビギナーの人にもオススメのエクササイズ。夜、お風呂上りに体を心地よくほぐせば、体も脳もリラックスでき、快適な睡眠へと誘う効果も!
目次
ピラミッドのポーズで、神経を鎮静させ下半身背面をストレッチ
「頭を下げるポーズは、神経を落ち着かせる効果があります」と斎藤さん。「ピラミッドのポーズは、開脚しながら前屈をする動作。太ももからお尻の背面のストレッチにもなるので、足のむくみが気になる時などにも効果的です」
(1)肩幅の2倍くらいの広さに足を開き、立つ。骨盤を起こすようなイメージで上半身を伸ばし、胸を開く。
(2)息を吐きながら、背筋を伸ばした状態でゆっくりと前屈する。骨盤からしっかりと曲げるようなイメージで。
(3)手を床につき、頭を下げて深く呼吸をする。首や肩の力を抜いて、吐く息で前屈を深めていくように。
鋤のポーズで下半身や背中、内臓の疲れをオフ
「ヨガのレッスンの最後などに行われることが多い寝姿勢のポーズです。肩甲骨を開きながら背中を伸ばすので、首や背中のストレッチとして効果的です。首に負担がかかりやすいポーズなので、違和感を感じる時はすぐに中止するようにしてください」
(1)膝を立てて仰向けに寝る。両腕は体側に下ろす。
(2)吸う息で両足を天井に伸ばし、吐きながら足先を遠くへ伸ばすようにしながら床につける。
足がつかない場合は、腰を手で支えましょう。
(3)肩を内側に寄せるようにしながら両手を背中の後ろでつなぎ、肩甲骨を開く。下半身は、座骨~かかとまでが一直線になるように意識して。ゆっくりと呼吸を整える。