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フランス便り

おしゃれのヒントは街にある! Parisのファッションスナップ vol.3

寒くなりすっかり冬となったパリ。地味になりがちな冬のファッション、パリジェンヌたちは、差し色で遊んでいました。

ブラックベースにボリューミーなマフラー。たっぷりひざ掛けに出来る大きなサイズを上手に巻いています。紙袋とマフラーが、モノトーンのシマシマ。ニクイですね。バッグと帽子の赤で明るさを演出。

MiuMiuのコートをメインに。インナーに着たカシミアセーターの袖口をわざとチラ見させて、コンサバすぎないようにしているとのことでした。白のスニーカーは、ブロンドに合わせているので、唐突感がありません。パリジェンヌらしい組み合わせです。

ざっくりとした手織りの作家物のマフラーは、わざと巻かず、縦の線を強調しています。
先ほどまで、手に持っているピンクのニット帽をかぶっていたとのこと。全身が黒ファッションの場合は、明るい色の小物を選んでいるそうです。

リバーシブルのゆったりコートとケリーバッグの組み合わせ。普通ならドレッシーになりがちですが、140センチ四方のタータンチェックのマフラーをゆったり結び、楽しそう。これだけの大きさがあると柔らかく、ふっくり(適当に)結ぶと抜け感があり素敵に。

いかがでしたか? パリジェンヌのおしゃれを参考にすれば、寒い冬も楽しめそうですね。

ピックアップアイテム
冬の乾燥に負けないために
取材協力 YOLLIKO SAITO 写真家

日本大学芸術学部写真学科卒業。広告制作会社勤務後フリーになる。現在、パリを基点としてヨーロッパ、アフリカなどで活躍。日本の女性誌、書籍、広告の他にアート作品の写真展をパリ、ベルリン、銀座で定期的に開催。ビオ、自然食、自然治療にも関心が強く、自他ともに認める「健康マニア」。自宅で栽培しているオーガニックハーブを使った料理をもてなしたり、ナチュラル・オーガニックコスメなどの美容情報にも精通。