アクセサリー使いで差をつける! パリジェンヌの手元おしゃれ術
Bon jour!
今年も、パリから面白そうなテーマを送らせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
先日、打ち合わせで行った会社のミーティングテーブルの向かい側にいた女性の手元が、気になりました!…かっこいい。指輪、ブレスをがっつりといっぱいに装備! しかも、統一感あり。それでいうと私は、年末年始のおしゃれウィークが続き、ちょっとお疲れモードのため、手元は腕時計といつもしている指輪一つのみ。
そういえば、シンプルシックな装いが、好きなパリジェンヌたち。しかし、いつも、アクセは多めです。ちょっと、周りの人達をギョロギョロしてみました。
ほほほー。みなさま、つけてますね。若い子もマダム達も。
フランス在住の日本人女性で、スレンダーで小柄、ナチュラル系の彼女が、ごっついダイヤの指輪をしていたので、いつもと違うなぁと感じ、「どうしたの?」と思わず聞いてしまった事がありました。すると、なるほど。
今夜、フランス人のご主人のお母様が、地方から出てくる。曾おばあさまから受け継いでいる大切な指輪を付け忘れないように朝からしているの、との事でした。この大振りの指輪も、小さな日本人のお嫁さんの指に行くとは思ってもいなかったでしょう。
ヨーロッパアクセサリーの日本人バイヤーさんが言っていました。「欧米は、ボリューム。日本は、質。」
日本人女性は、目立たない、だがよく見ると手が込んでいたり、華奢な物を好むので、日本用に別発注するそうです。この頃は、日本でも皆様 大振りのアクセをつけている方も多くなったと思いますが…。
革ジャンの若い女の子が、大きめのリボン型と大きな猫のリングをしていました。どこで買ったか聞くと、大きな猫は日本のデザイナーの物で、ネットで日本から購入との事。かなりお気に入りな様子でした。
手首のブレスレットの他に、女性でもカフスボタンをしているパリジェンヌがいました。カチッとしたスーツによく似合っていて、お仕事がとってもできそう。
手元のおしゃれは、自分で見えるので即、楽しくなりますね。どなたでも、自分の好きなアクセで楽みましょう。
「宝石の広場」と言われるヴァンドーム広場を通ると思い出すラブストーリーがあります。
さかのぼること、ナポレオン一世。その頃、パリの社交界でキラキラしていたジョセフィーヌと結婚することになりました。慣わしとして彼の家から代々受け継ぐ宝石を彼女に、しかし見当たりません。
困ったナポレオン。そういえば、この間、馬が暴れた時に助けてくれたのは、宝石商だった、と思い出し、宝石の広場にあるショーメに依頼しました。他にはない、何かとっても
素敵なブレスレットを、と。そこで出来たのが、色々な宝石が、つながっているブレスレットでした。一つ一つ石のイニシャルを繋げてメッセージにします。
例えば ルビーなら R 。ダイヤならの D。エメラルドなら E。オパールなら O、というように。
ロマンティックですね。これが、今でも使われているアクロスティック ジュエリーの始まりだそうです。
今年も皆様に 大きなAMOURが来ますように!!