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フランス便り

おしゃれのヒントは街にある!Parisのファッションスナップ Vol.5

ボンジュール!
日本の皆さまお元気ですか?パリはすっかり秋になりました。秋のパリジェンヌたちのおしゃれ術をご紹介します。

寒いパリ、スタジャン上に彼の迷彩ジャケットを着ている方です。ブロンドに迷彩がバッチリきまっていますね。迷彩柄は、ともすると汚め?疲れめ?に見えがちですが、白のTシャツとまとめたブロンドヘアーで、清潔感をアップ。細めのビーズチェーンのネックレスでナチュラル感を演出しています。グッチのポーチは、コートの下。パリはひったくりが、多いのです。

ライダーズにデニムにサングラス。そのままだと、ハードになりがちですが、インナーのウエスタンシャツは、リバティー地のシャーベットカラーなので、ソフトな印象に。足元も、柔らかなカラーでバランスを取っています。髪をまとめて、フェミニンになり過ぎないのが、パリジェンヌ式。

え、2枚もコートを着ているの? と思ったら…細かいチェック柄とブラックデニムの異素材異色を1枚にした変わったトレンチでした。裾を切りっぱなしのデニムに黒スェードスリッパサンダルを合わせて。襟元のシャネルブローチのコントラストが面白いですね。

チューブワンピースにグレージャケット。ウール素材のジャケットはワンピースと同色のストライプが。パリではタトゥーもアクセサリーに。ハードなブーツとバッグでセクシーになりすぎないのが、女子に好感度高し!

元々は紳士用だったタキシード。それを、世界で初めて女性用をつくったのが、かのサンローラン。パリジェンヌは、ロングドレスを着るようなパーティーの時にも、タキシードで決めてくるクールな人もいます。この方は、ファーマルなジャケットを地味めな濃紺に組み合わせています。ヒールでもスニーカーでもない、ひも付のホワイトシューズでドレスダウン。アクセサリーもほとんどなし。気持ちがいいほど正統派パリジェンヌの着こなしです。

部分的なアニマルは、比較的簡単なものの、アニマルの分量が多いワンピースとなると着こなしが、ちと難しい…と思っている方も多いのでは? こちらのワンピースは、アニマル柄でしかも、手首と裾が、ウェーブでフェミニン。ヒールにするとおばさんっぽくなってしまうので、この方のように、スニーカーでスポーティーにするのはいかが?足元は、すっきりホワイト。ダークな色のヘアーバンド サングラス、ななめがけにしたバッグの広めストラップでしまった印象に。

いかがでしたか? 思い思いのスタイルを楽しむパリジェンヌをお手本に、寒い冬を楽しみましょう!

ピックアップアイテム
乾燥しがちな時期のボディケアに
取材協力 YOLLIKO SAITO 写真家

日本大学芸術学部写真学科卒業。広告制作会社勤務後フリーになる。現在、パリを基点としてヨーロッパ、アフリカなどで活躍。日本の女性誌、書籍、広告の他にアート作品の写真展をパリ、ベルリン、銀座で定期的に開催。ビオ、自然食、自然治療にも関心が強く、自他ともに認める「健康マニア」。自宅で栽培しているオーガニックハーブを使った料理をもてなしたり、ナチュラル・オーガニックコスメなどの美容情報にも精通。