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キレイのキッチン

日やけのアフターケアに、蒸し茄子と蒸し鶏の冷やしうどん

夏から秋にかけてどんどんおいしくなる茄子。昔から「秋茄子は嫁に食わせるな」という言葉がありますよね。あまりにおいしいから、という説と、茄子は体を冷やす作用があるので、子供を産むお嫁さんには食べさせない方が良いから、という説があるそうですが、いずれにしても旬の秋茄子が美味しいことには変わりがありません。

茄子はほとんどが水分で、栄養的には、紫色の皮に含まれるポリフェノールが主です。
残暑厳しく水分補給が大切な時期ですが、水やお茶など液体だけで水分を摂取するよりも、水分の多い野菜や果物から摂取する方が吸収されやすいので、茄子はおすすめの素材。

日やけ後の肌のケアにも大切な抗酸化効果のあるポリフェノールも摂取でき、肌の生成に必要な良質のたんぱく源としてささみとの組み合わせは、この時期の体にぴったりのメニューです。

蒸し茄子と蒸し鶏の冷やしうどん  2人分

茄子・・・2本
ささみ・・・3本
日本酒・・・大さじ2
水・・・大さじ2
塩・・・少々

うどん・・・2玉

めんつゆ(ストレートタイプ)・・・100cc
酢、ごま油、すりごま・・・各大さじ1
万能ねぎ・・・適量

(1)ささみにフォークで数か所穴をあける。茄子はへたを取って縦長になるよう6~8等分に切る。

(2)フライパンに(1)を並べて、日本酒、水をまわしかけ塩を振ってふたをする。中火にかけて、沸騰してきたら火を少し弱めて12~13分蒸し煮にしてそのまま冷ます。

ささみは手で食べやすい大きさに割いておく。

(3)めんつゆに酢、ごま油、すりごまを加えて混ぜ合わせ、(2)で残った蒸し汁も合わせておく。

(4)うどんを茹で氷水で冷やし、しっかり水気を切って器に盛る。(2)のささみと茄子を盛り付け、(3)のめんつゆをかけ、上から小口切りにした万能ねぎを散らす。

text: Keiko Eguchi
photo: Hidehiro Yamada

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取材協力 江口 恵子(えぐち けいこ) インテリア&フードスタイリスト

「pen」「オレンジぺージ」「saita」他女性人気雑誌をはじめ、広告、Web等でインテリアから料理まで、暮らしまわりのスタイリングと提案を行う。ケータリング、予約制カフェ・レストラン、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰し、幅広く活躍中。