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キレイのキッチン

簡単!ホワイトソースいらず!たけのことカブの味噌グラタン

春の訪れを告げる山菜。鮮度が命のたけのこは、とれた瞬間から鮮度がどんどん落ちていき、灰汁が出てえぐ味が強くなり固くなるので、取れたてをすぐに茹でるのが美味しく食べるコツ。定番のたけのこご飯や木の芽和えも春らしい味わいで旬の時期なら1度は食べておきたい味です。

食物繊維が豊富なので、便秘解消には期待ができます。腸のお掃除をしてくれるのでデトックス効果がありそうですね。ただ要注意なのが、「吹き出物」。灰汁が強いので、食べ過ぎるとポツポツと吹き出物が出やすくなります。食物繊維が豊富で便秘解消に良いのは女性にはうれしいのですが、胃腸の弱い方は上手く消化できなくてお腹をこわすこともあるかもしれないので、食べ過ぎには注意してください。

意外に感じるかもしれませんが、味噌やチーズとの相性も良いたけのこ。今回ご紹介するグラタンはホワイトソースを使わないとても簡単なグラタンソース。隠し味に白みそと色合いと風味づけに木の芽を入れて、木の芽あえのイメージで作ってみました。ホワイトソースいらずなので、とっても楽チンです!サワークリームがない場合はヨーグルトと生クリームで代用できます。

たけのことカブの味噌グラタン 2人分 30分

ゆでたけのこ・・・中1/2個
カブ・・・2個

A.
サワークリーム・・・50g (ヨーグルトなら30g)
白みそ・・・30g
生クリーム・・・100cc (牛乳なら120cc)
塩・・・小さじ1/2
木の芽・・・20枚

溶けるチーズ・・・20g

①たけのこは穂先の部分は縦に6等分に切り、下の部分は5mm厚にスライスする。
カブは12等分のくし切りにする。
②Aの材料全てをボールに入れて滑らかになるまで混ぜ合わせ、細かく刻んだ木の芽も混ぜておく。
③グラタン皿にバター(分量外)を薄くぬり、①のカブとたけのこを交互に並べ、上に②を塗るようにして乗せ上に溶けるチーズを散らす。
④180度のオーブンで15~20分焦げ色がつくまで焼く。

text: Keiko Eguchi
photo: Hidehiro Yamada

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ながら美容にも使える
取材協力 江口 恵子(えぐち けいこ) インテリア&フードスタイリスト

「pen」「オレンジぺージ」「saita」他女性人気雑誌をはじめ、広告、Web等でインテリアから料理まで、暮らしまわりのスタイリングと提案を行う。ケータリング、予約制カフェ・レストラン、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰し、幅広く活躍中。