カラダがぽかぽか…お手軽「薬膳鍋」で温まろう!
海のミルクと呼ばれる牡蠣は甘みがあり濃厚な美味しさで、生食から加熱調理まで幅広く楽しめる素材。良質なたんぱく質をたくさん含み、ビタミンB12を筆頭にビタミンB群を多く含みます。
疲労回復効果の高いタウリンやグリシン、グルタミン酸などのアミノ酸、また亜鉛などのミネラルも含みます。
味は濃厚ながら、カロリーは比較的低め。栄養価も高く中医学の観点からは、体を温める素材に属します。代謝を上げて体を温め、血流の促進を促す素材なので、肌にもしっかりアプローチしてくれそうです。
カラダぽかぽか薬膳鍋 2人分
水・・・800cc
干しエビ・・・8g
くこの実・・・5g
松の実・・・5g
白きくらげ・・・8g
黒きくらげ・・・5g
緑豆春雨・・・100g
絹豆腐・・・1丁
牡蠣・・・250g
にら・・・1把
醤油・・・大さじ1
塩・・・小さじ1
くるみ・・・2粒
白ゴマ・・・大さじ1
(1)水に干しエビとくこの実を1時間つけておく。
(2)白、黒きくらげは30分ほどひたひたの水に、緑豆春雨はぬるま湯につけておく。
(3)牡蠣は、片栗粉大さじ2をもみ込み、流水で流して洗う。
(4)にらは、洗って4~5センチにカット。鍋に①と調味料を入れて火にかける。沸騰したら火を弱めて、具材をすべて入れ、10分ほど煮る。
(5)擦ったくるみと白ゴマをかけて食べる。
text: Keiko Eguchi
photo: Hidehiro Yamada