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キレイのキッチン

温かくても冷たくても美味しい、カボチャと茄子の揚げ浸し

カボチャはベータカロチン、ビタミンA、B1、B2、C、E、カルシウム、鉄分とバランスよく含まれています。ベータカロチンやビタミンAは、油と一緒に摂取することで吸収されやすくなるので、今回のように油で調理するのがおすすめです。また、野菜でありながら糖質もしっかり含まれているため、腹もちもよくエネルギーも確保できます。

最近は「糖質オフ」を意識する人も多いのですが、カボチャのように、食物繊維、ビタミンやミネラル類も一緒に摂取できる野菜の糖質であれば、消化・吸収・代謝がスムーズに行わるため、脂肪として蓄える心配もありません。カボチャの糖は多糖類と呼ばれ血糖値の上昇も穏やかです。ここにタンパク質をプラスすれば栄養面はばっちりです。

また、カボチャは体を中から温める効果があるので、冬に向けて体の準備をしたいこれからの時期はうれしいですね。

カボチャと茄子の揚げ浸し 調理時間 15分

カボチャ・・・1/4個
茄子・・・2本
いんげん・・・10本

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日本酒・・・50cc
醤油・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
米酢・・・大さじ1

(1)カボチャは種を取って横半分に切り、7~8ミリの櫛切りにする。茄子はヘタを取って縦半分に切り、包丁で切込みをいれておく。
(2)Aの調味料を小鍋に入れてひと煮たちさせてバットに入れる。
(3)(1)を180度の油で素揚げにし、(2)の漬け汁の中に浸す。
*温かいままでも常温でも、冷蔵庫で冷たく冷やしても美味しいですよ。

text: Keiko Eguchi
photo: Hidehiro Yamada

取材協力 江口 恵子(えぐち けいこ) インテリア&フードスタイリスト

「pen」「オレンジぺージ」「saita」他女性人気雑誌をはじめ、広告、Web等でインテリアから料理まで、暮らしまわりのスタイリングと提案を行う。ケータリング、予約制カフェ・レストラン、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰し、幅広く活躍中。