男性はチョコではなく○○が欲しい?! 彼の心をつかむプレゼントテクニック
バレンタイン間近! 大人のバレンタイン、どんな風に気になる人にアプローチしたらいいの? そんな疑問にズバリ、「『バレンタイン=気になる人へのアプローチのチャンス』という固定観念はこの際払拭しましょう」と驚きのお答えをくださったのは、コミュニケーションのプロフェッショナルとして、大学や企業での講師も務める恋愛ガイドの吉井奈々さん。
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「義理チョコや友チョコが一般的になったバレンタインに、ここぞとばかりにアプローチするのは戦略的にはNG! しかし、記憶に残るプレゼントは相手の心をつかむのには欠かせません。バレンタインをきっかけに、彼の気持ちを引き寄せる贈り物術を学びましょう!」
認められたいのが男ゴコロ! 彼の承認欲求を満たすのがカギ
そもそも男性は承認欲求の強いものと教えてくれた吉井さん。
「男性は、どんなときでも“あなたのことをわかっているよ”という気持ちを求めているし、自分の居場所を求めているということをまずは理解しましょう。恋愛においてはもちろん、ビジネスなど恋愛以外で男性と関わるシーンにおいてもこの認識は重要です。けれども女性はそのことを忘れてしまいがち。
例えば、バレンタインに本命チョコを贈ろうと考えたとき、“話題の高級チョコ=本命の彼に”なんて選んでいたりはしませんか? 自分が欲しいものや、女性の価値観で素敵なものが彼の心をつかむのではないのです。“あなたのことを考えているよ”“想っているよ”という気持ちを込めることが、男性への贈り物には何より大切です」(吉井さん)。
プレゼント選びは「残らないもの+あなたを見ているよ」がキーワード
では、実際にどんな贈り物をしたらいいの?——そんな風に考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
「彼や旦那さんなどは別ですが、これから距離を縮めたい相手や仕事上のおつきあいなどのときには、食べ物など後に残らないものを贈るのが基本です。特に男性は、これから関係を深めたいなんてときには、ハンカチでさえ負担になることも…。
気になる人への贈り物!と色々考えてしまいがちですが、印象づけるためには、これまでの会話の中で彼から引き出した趣味や好みにフィットしたものを選ぶことが何より大切です。
例えば、学生時代に野球部だったという人になら、野球モチーフのチョコレートを贈るとか、普段メガネをかけている人にならメガネモチーフのものを探してみるとか…。贈るものが一般的なものであったとしても、メッセージカードやラッピングなどに彼らしい何かをプラスすることは可能ですよね? それが男性にとっては、『俺のことを見てくれている』というサインになるのです」(吉井さん)
贈り物には「私」ではなく「あなた」を込めて!
「女性がプレゼントを選ぶとき、『これが似合いそうだな』とか『これを着て欲しい』と自分目線で“してあげたいもの”を選んでしまいがち」と吉井さん。
「それでは男性の承認欲求は満たされません。贈り物には『私』ではなく、『あなた』を込めるべき。そうすれば、男性は『キミのなかに俺がいる』という心理状態になり、一気に親近感の湧く存在に! 男性はいつの時代も俺色に染めることが好きなもの。恋愛も人間関係も相手に溶け込むことが大切。そうすることで彼のなかにあなたの印象が残り、結果、幸せをつかむことができるのです」(吉井さん)
気になる人の心をつかむためには、何事も相手を思いながら選ぶこと! 意外と「できていないかも!?」とハッとさせられた人もいるのでは? 男性にとって、女性の中にオレがいると知ることは、特別な存在になるのに欠かせないこと。今年はぜひこのテクニックを実践して幸せなバレンタインを過ごしてみてくださいね。