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季節と肌

キレイになりたきゃ食べるべし!? チョコレート美容のススメ

街全体がチョコレートの甘い誘惑に包まれるバレンタイン。「食べたいけど、太るから……」とガマンしている人に朗報です。キレイになりたかったら、ヘタなお菓子を食べるより、むしろチョコレートを食べたほうが断然良いんです! チョコレートに秘められた計り知れない美&健康パワーと、効果的な選び方&食べ方を解説します。

チョコレートが美容と健康にいいってホント?

答えはYES! なぜなら、チョコレートにはエイジングや生活習慣病の予防に欠かせない抗酸化物質・カカオポリフェノールを筆頭に、食物繊維やカルシウム、鉄分、亜鉛など、現代人に不足しがちなさまざまな栄養素がバランスよく含まれているからなんです。
そもそも“チョコレートは嗜好品”という感覚は、近代になってからのもの。中世ヨーロッパでは、カカオ豆は薬局で売られていたほど、健康に役立つさまざまな効能をもった優れた食品として珍重されていました。疲労回復やエネルギー源、健康維持にチョコレートが役立てられていたんですね。

これだけさまざまな栄養素が含まれているので、期待できる効果は挙げたらキリがありません。代表的な5つだけでも、現代人に嬉しいものばかりですね。

<チョコレートに期待できる5つの効果>
●エイジング予防
●ダイエット
●リラックス効果
●理想的な栄養バランス
●記憶力・集中力UP

チョコレートは高カロリー。毎日食べたら太りそう…

チョコレートが高カロリーなのは事実。でもそのほとんどが、カカオバターやお砂糖によるもの。チョコレートの主要成分であるカカオのせいではありません。お砂糖や脂肪分たっぷりのものを食べ過ぎなければ、さほど影響はないはずです。とは言え、このカカオバターもステアリン酸やオレイン酸といった良質なもの。血中の悪玉コレステロール値があがりにくいので、他の脂質に比べ健康維持に役立つ栄養素と言えるでしょう。

またカカオポリフェノールには、脂肪細胞の蓄積を抑える効果があると言われ、2012年のアメリカ医学誌「Archives of Internal Medicine」には、「チョコレートを食べる頻度が高い人ほど肥満指数BMIが低い」という研究報告も! ひと粒あたりの栄養価が高く腹持ちも良いので、上手に取り入れればダイエットの頼もしい味方になってくれそうですね。

チョコレートの種類はさまざま。どれを選ぶのが正解?

チョコレートの美&健康パワーの恩恵にあずかるためには、カカオポリフェノールをたっぷり含むハイカカオチョコレートを選びましょう。カカオ含有量が明記してあるものか、なければビターチョコレートがおすすめです。またチョコレートに含まれるお砂糖は太るもと。食べ過ぎてしまわないか心配な人はシュガーレスタイプを選んでみて。

オススメの食べ方は?

1日に200g〜500gくらいのカカオポリフェノールを、毎日何回かにわけて摂取するのが理想的です。ただし、チョコレートに限らず、お豆腐だってこんにゃくだって、健康的な食材であっても、食べ過ぎてしまえば当然栄養過多になってしまいます。チョコレートの恩恵にあずかりたいなら、毎日の食事とのバランスを考えながら、適量を守って摂り入れましょう。

今年のバレンタインは、美を気遣う女性に配る友チョコや、メタボ気味のお父さんには美と健康に嬉しいカカオたっぷりのチョコレートを。ちょっと気の利いた「おもてなし」としてもきっと喜ばれるはずですよ。

参考資料)
チョコレート・ココア健康講座 http://www.chocolate-cocoa.com/lecture/index.html
GODIVA コラム チョコレートと健康 https://www.godiva.co.jp/column/health.html

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