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季節と肌

読書の秋に…大人がもう1度胸キュンする、オススメ名作少女漫画5選

今年の秋は名作漫画に酔いしれる! 世間ではお笑い芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞してから本への関心が高まったと言われています。今日は本の中でも漫画にフィーチャーし、大人が読みたい名作漫画を紹介。ハイブリッド型総合書店「honto」を運営しているトゥ・ディファクトのハイブリッド書店電子書籍プロダクト部の阪田有加さんにオススメ名作漫画BEST5を聞いてみました。さぁ、皆さん、メモの準備を!

30代女性が漫画にハマる、その理由は?

10代の学生時代、登場人物に胸キュンしながら読みふけた少女漫画。2013年に50周年を迎えた『マーガレット』(集英社)や昨年30周年を迎えた『なかよし』(講談社)のファンだった人も多いはず。「あの頃のキュンキュンした気持ちにどっぷり浸れる」と30代女性の漫画率が今になって増えていると感じますね。

作品に登場する主人公が同じ年代や同じ立場(OL、主婦)だったりすることが多いため、感情移入しやすいのかもしれません。また、自分たちが学生の頃に読んでいた作品が映画やドラマでリバイバルされるため、「もう一度、漫画を読もう、読みたい」というきっかけにつながり、漫画愛好者が増えてきているのでは、と思います。

昔も今も胸キュン恋愛漫画はテッパンです!

大人の女性が名作・新作問わず、ハマってしまう漫画の傾向というのがあるのですが、断トツに恋愛モノです。昔も今も恋愛漫画は一番人気が高く、中でも大人女性に人気があるのは「ドS」な男性キャラ。たとえば、普段はちょっと強引だけどギャップがあって、2人でいるときは弱い面も見せてくれる……というような設定が好評です。
恋愛モノ以外だと、最近では大正ロマン、中華ファンタジーなどといった歴史の要素が入った作品やミステリー系作品。また、主人公が何かしらのコンプレックスを持っているなど、少し複雑な作品を好むファンも増えてきています。

どっぷりハマりたい、秋のオススメ名作漫画BEST5

売り上げ、発行部数ともに人気が高い名作漫画をご紹介。これらの漫画は世代、性別を超え、長く愛されている作品です。

●エースをねらえ!(山本鈴美香著)集英社

30代の方だと原作は読んだことがないという方が多いと思います。「スポ根」というイメージが先行していますが、宗方仁コーチとの師弟を越えた関係、通称お蝶夫人と呼ばれる竜崎麗香との女同士の友情、藤堂先輩との恋の行方など……盛り沢山! 主人公の岡ひろみを支える人々の愛情の深さには感動間違いなしです!
名言が多く、特に宗方コーチの「男なら女の成長をさまたげるような愛し方はするな! 」という言葉にグッときます。落ち込んだとき、新しい事に挑戦する時など……勇気をもらえる作品です。

●あさきゆめみし(大和和紀著)講談社

受験のときに出題される「源氏物語」の影響で読んだ、という方も多いと思います。光源氏をはじめ、男性に翻弄されて生きたこの時代の女性達の生きづらさといった複雑な思いは、現代の女性の葛藤と重なる部分もあるのでは? 恋愛モノとしてはもちろん、当時の歴史や文化について、漫画を通じて知ることができるのもこの作品ならでは。

●ちはやふる(末次由紀著)講談社

2016年春に映画化されたことで一躍有名になった『ちはやふる』。「かるた」という文系で一見地味な題材をダイナミックに、熱く、美しく描いた作品です。1シーン1シーンが綺麗に、かつ丁寧に描かれていて、何度でも読みたくなります。主人公の綾瀬千早だけでなく、それぞれが熱い思いをもってかるたに取り組む姿に、1巻に1度は感動すること間違いなし! 「こんな高校生活送りたかった-!」と思いつつ、青春気分を味わえるのも楽しみのひとつ。

●花よりも花の如く(成田美名子著)白泉社

主人公の榊原憲人は能楽師ということで「能」の話がメインでもあるのですが、家族の問題や仕事への姿勢、職場の人間関係など……いろいろな問題に対面したときの対処力がスゴいんです! 真摯に向き合い、答えを出そうとする主人公の姿勢に共感できるし、気づきを与えてくれることもあり、「能」に興味がないという方でも楽しめる作品だと思います。胸キュン!的な恋愛要素はあまりないですが(笑)、大人だからこそ楽しめる作品でもあると思います。

●MARS(惣領冬実著)講談社

累計500万部を超える超人気コミック『MARS(マース)』。引っ込み思案のキラと明るく破天荒でイケメンの零が出会い、恋に落ちるという組み合わせは少女漫画らしいよくある設定ですが、この作品では二人がどう惹かれ合い、結ばれていくかの過程がとても丁寧に描かれています。まさに、胸キュン! 恋愛モノ。「ピュアだなー」と心が洗われる感じがしました。一つひとつのセリフやシーンがとても印象に残り、胸に迫るものがある、とても読み応えがある作品です。今年、ドラマ&映画化もされました。

先の行方が気になる!? こちらの漫画もチェック!

名作漫画以外にも個人的にハマってしまった最近のオススメ漫画を紹介します。ここでも恋愛モノはやはり強いです。

●逃げるは恥だが役に立つ(海野つなみ)講談社

ハウスキーパーから諸事情で、契約結婚⇒恋人に、と2人の関係が変わっていくのですが、契約結婚から恋が始まるという、変わった状況ならではの悩みがおもしろいです。10月から新垣結衣さん主演でドラマもスタート予定。話題の作品です。

●高嶺と花(師走ゆき著)白泉社

残念御曹司と女子高生の格差&ラブコメ。恋愛要素ももちろん楽しめるのですが、何といっても巻が進むごとにギャグの切れ味がよくなっていき、おもしろさも倍増。思わず笑ってしまうので、人がいるところで読むのは注意が必要です。

いかがでしたか? 懐かしいモノからまだ読んだことのない作品まで、読み始めたら止まらなくなりそうな漫画ばかり! いくつになっても心のときめきは必要ですよね。今年の秋は漫画で心のときめきを満たしてみませんか?

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取材協力 阪田 有加 トゥ・ディファクト ハイブリッド書店電子書籍プロダクト部

2011年より、(株)トゥ・ディファクトが運営するハイブリッド書店サービス「honto」の電子書籍サイトにて小説、雑誌、ラノベなど幅広いジャンルを担当。2014年からは、コミックジャンルの担当として、販売企画等を担当。
http://honto.jp/