肌の調子を上げたい冬こそ使いたい!ブースターコスメの魅力って?
女性誌やファッション誌のビューティページでよく見かける“ブースターコスメ”。これって一体何をしてくれるものか、知っていますか? 「ブースターを使って浸透力をアップ!」と言われても、それが具体的にどういう仕組みで、肌にどんなメリットをもたらすのか、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。ブースターコスメは、いつものスキンケアの前にワンステップ加えるだけで、うるおいやハリ感を底上げしてくれるような頼もしい存在。肌が落ち込みがちな今こそ使い方をマスターして、肌への自信を取り戻しましょう!
目次
ブースターコスメって何? 美容液と何が違うの?
そもそもブースターとは、「押し上げる」「高める」という意味をもつ英語“boost”からきた言葉。つまり、使うことでスキンケアの効果がよりアップするもの、という意味を持ちます。一般的な美容液と形状や使い心地はよく似ていますが、通常の美容液がシミや乾燥など、お悩みに特化した美容成分を濃縮したスペシャルケアのような意味合いが強いのに対し、ブースターコスメは、使うことであとに続くスキンケアの効果をアップさせるもの。目的がまったく異なります。
そして何より、使うタイミングこそがブースターの最大の特徴。ブースターは、洗顔後すぐのまっさらな肌になじませることで、角層をうるおいで満たし、柔らかに整え、次に使う化粧水などのスキンケアのなじみをぐんとアップさせてくれるのです。
じつは種類が豊富! ブースターコスメの選び方
ブースターコスメといっても、じつは種類が豊富。美容液タイプのほかにも、化粧水タイプや乳液タイプ、オイルタイプなどがあります。肌タイプや肌悩みなどに合わせて選べば、より理想的な肌に近づくことができますよ。
●美容液タイプ・・・ みずみずしいうるおいで肌なじみが良いのが特徴。角層のすみずみまでうるおいで満たし、柔らかに整え、スキンケアの浸透をサポート。
●化粧水タイプ・・・拭き取りタイプの化粧水は、肌表面の不要な角質を取り去ることで、スキンケアの浸透をサポート。角質をスムーズに取り去るAHAなど穏やかな酸を配合したものもある。また、ミストタイプは、後に使う化粧水の浸透をサポートする呼び水的な役割を果たすことも。
●乳液タイプ・・・油分と水分が混ざっているため、硬くこわばりがちな肌にも良くなじみ、角層を素早く柔らかに整えることが可能。まろやかな肌あたりと高い保湿力で、肌がデリケートな時や乾燥が気になる時にもGOOD。
●オイルタイプ・・・肌を柔らかに整え、うるおいを与える効果が抜群。特に乾燥が気になる時に◎。
どんな時に取り入れるのが正解? ブースターコスメの使い方
肌の状態にマッチするブースターコスメを選んだら、今度は使い方をマスターしましょう。拭き取り化粧水タイプの場合は、コットンにたっぷりと含ませて肌表面を優しく拭き取ります。美容液や乳液、オイルタイプの場合は、手のひらに適量をとり、両手で温めてから肌になじませると浸透力がアップします。
ブースターコスメ自体にも保湿効果がありますが、使ったあとは必ず、化粧水や美容液で水分や栄養分を送り込み、最後は乳液かクリームでフタをする基本のスキンケアを徹底しましょう。ここまできちんと行ってはじめて、ブースターの威力が発揮されます。
肌が乾燥し角層が硬くこわばりがちになる冬場こそ、ブースターコスメの効かせどき。肌の状態にマッチしたブースターコスメをプラスすれば、いつもと同じスキンケアでも、うるおいやハリ、柔らかさなど手応えがぐんとアップするはずですよ。