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季節と肌

サラサラ肌もうるおいもキープできる! プロ直伝・真夏のメークお直し術

朝の用意周到な下準備でメーク直しをラクに

高温多湿な日本の夏は、毎日がメーク崩れとの戦い。毎朝、どんなに肌をパーフェクトに作り込んでも、夜までキープどころか出勤しただけでメークがドロドロに……なんて諦めムードになっている人も多いのでは?

「そもそも朝の仕上がりが長持ちしないのは、メークのテクニック以前に、土台となる肌づくりやアイテム選びが間違っているせい」。そう教えてくれたのは、All About メークガイドの新見千晶さん。しっかりとした下準備なしに“夜までサラサラな肌”は決して手に入れることはできないといいます。

「崩れにくいメークは、土台の肌づくりがすべて。お昼のお直しタイムまでもたないほど崩れやすいのなら、メーク前のスキンケアやベースアイテムの選び方・使い方を見直したほうが良いのかもしれません。夏はベタつきを嫌ってスキンケアを軽く済ませてしまいがちですが、エアコンや紫外線などによる影響で肌は意外と乾燥しているもの。乾燥が進むとキメが乱れて肌の土台がガタガタになり、下地やファンデがのりにくくなってメークが崩れやすくなるので、夏こそきちんと保湿することが大切です」(新見さん)

では、下準備としてのスキンケアには、どんなアイテムを選び、どうケアするのが正解?

「とは言え、メイク前に乳液やクリームでスキンケアしすぎるのもメイクが崩れやすくなるので要注意。朝のメイク前は軽めに済ませ、その分、夜のスキンケアを念入りに。そうすることで、崩れ知らずの潤い肌をキープすることができます。朝は、洗顔後にミストを顔全体にスプレーしてうるおいの受け入れ態勢を整え、その後は、さらっとしたタイプの化粧水を重ね、美容液や乳液を夜より少なめになじませる程度でOK。ただし、午後になるとエアコンによる乾燥で小じわが目立ちやすくなるので、目周りはアイクリームなどを軽く2度塗りしておくのがおすすめ。最後にティッシュでおでこやTゾーン、小鼻まわりなど、特にテカりやすい部分の油分を軽くオフしておくと、ぐんと崩れにくくなりますよ」(新見さん)

アイテム数を最小限にすれば、崩れてもキレイに見える!

とは言え、気温も湿度も高い日本の夏では、ある程度のメーク崩れは仕方のないこと。だからこそ、落ちた時にも美しく見えるメークを心がけることが大切です。

「下地やファンデを塗り重ねるほど崩れやすくなっていくので、とにかく厚塗りしないことが大事。必要最小限にカバーする薄塗りを意識しましょう。下地やファンデーションはUVカット機能つきのものを選ぶことで、アイテム数を省略。厚塗りによる崩れを防ぎます。皮脂が多めだったり汗をかきやすい人は、日焼け止め、下地、ファンデ、コンシーラーをひと塗りで叶えるBBクリームやCCクリームを使うのも手」(新見さん)

また、テカリ防止や化粧のりをアップさせるパテタイプの部分下地もあるとさらにGOOD!

「小鼻周りや毛穴が気になる部分にパテタイプの下地を仕込んでおくと、テカリにくくなりメークのもちがアップします。ファンデはパウダーでもリキッドでもどちらでも大丈夫ですが、量と塗り方が大事。量は極力少なくし、顔の中心から外側に向かって放射状に薄く塗り広げていきましょう。リキッドの場合は、最後に何もついていないスポンジで肌全体を軽くタッピングするとファンデが密着して崩れにくくなりますよ」(新見さん)

ファンデはドロドロ、目の下はパンダ目に。朝の仕上がり並みにリセットするには?

しっかり下準備しても、高温多湿な環境の中では多少の崩れは仕方ないもの。ドロドロをリセットして朝のキレイな仕上がりを復活させるアイテム&お直しテクを教えて!

「ベースメークは、ティッシュで崩れた部分の油分や汗をオフし、手のひらでプレスしてなじませます。フラットな状態に戻してから、少量のパウダリーファンデやルースパウダーで崩れてしまった部分を軽くカバーしましょう」(新見さん)

視線が集まる目もとがキレイに見えれば、顔全体もきれいに見える、と新見さん。では、マスカラやアイライナーが落ちてパンダ目になってしまったら?

「パンダ目のお直しに便利なのが、コンシーラーと綿棒。マスカラもコンシーラーも油性なので、綿棒にコンシーラーを軽くつけて拭うだけで簡単にオフできます。ただし、コンシーラーはカバー力が高いので、リタッチに使うのは目もとなど部分的な崩れのみにとどめておきましょう。リタッチに使うコンシーラーはリキッドタイプがおすすめ。綿棒に少量つけてマスカラやアイラインの汚れを拭きとり、そのあとは何もついていない方の綿棒に再度コンシーラーをつけ、目の周りをカバーして」(新見さん)

崩れない肌づくりにも、メークもちアップにも。キレイを呼ぶ水「アベンヌ ウオーター」

メークもちをグンとアップさせる便利なアイテムといえば、ミスト化粧水。メークの仕上げにシューッとひと吹きするだけで、粉っぽさが落ち着き崩れにくくなります。アベンヌ ウオーターなら、みずみずしさも復活するので皮脂崩れも乾燥崩れもWで防ぐことができ一石二鳥。新見さん自身も、日頃からアベンヌ ウオーターを愛用しているのだとか。

アベンヌ ウオーターは、メークフィックスミストとして使うのはもちろん朝晩のスキンケアにも大活躍。朝の洗顔後、顔全体にスプレーしてから化粧水などでさらに保湿しています。化粧水のうるおいが角層の奥にしっかり届くから、キメが整ってメークののりももちもグンとアップ。しっとりツヤのあるキレイな肌に仕上がりますよ」(新見さん)

1、“肌にいい水”アベンヌ温泉水100%

50億年前の地層をくぐり抜け、50年以上かけて大地のミネラルや肌に嬉しい成分をたっぷり貰い受けながら湧き出るアベンヌ温泉水。そんな“肌にいい水”を、源泉からそのままボトリングしています。みずみずしいうるおいで肌をなめらかに整えて、敏感な肌を穏やかに落ちつかせます。

2、肌に理想的なミネラルバランス

ミネラルは肌にとって必要な成分ですが、含まれる量よりもバランスがとても大切です。アベンヌ ウオーターは、うるおいのもとを作るカルシウムとうるおいのもとを角層に運ぶマグネシウムの割合が、肌にとって理想的な2:1。肌に最適なミネラルバランスを実現しています。

3、源泉からそのままボトリング

アベンヌ温泉水の源泉から直接つながるアベンヌ工場の無菌室でピュアなままボトリング。防腐剤も香料も無添加なので、肌に良い成分がそのまま生きています。

4、メークの上からでも使いやすいスプレータイプ

メークの仕上げに、日中のうるおいチャージに、朝晩のスキンケアに。いつでもどこでも手軽に温泉水のやさしさを実感できます。
皮脂でギラギラとした肌やメーク崩れは、精神的にもストレスになるうえ、見た目の清潔感や好印象までダウンさせてしまうもの。プロ直伝のメークキープ&お直しテクをマスターして、キレイな私で夏を乗り切って!

text/Naomi Sakai

ピックアップアイテム
メーク直しの必需品
取材協力 新見千晶(にいみ ちあき) All About「メーク」ガイド

独自のメーク理論にもとづくメソッドで人気ヘア&メークアップアーティスト。女性ファッション誌・美容誌・広告・CM・カタログ、ファッションショーで多くのモデルや女優、タレントを担当するほか、雑誌やWEBでのコラム連載、メイクショー、講演会、イベント出演、化粧品のコンサルティング、コラボ商品の開発など多方面で活躍中。