春はホルモンバランスが乱れる!?肌トラブルスパイラルを招く習慣とは?
紫外線、寒暖差、湿度の変化、花粉など、春は肌のコンディションを揺るがす要因がたくさん! 中でも見落としがちでケアしにくいのが、ストレスが引き起こす肌のゆらぎ。春は入学、卒業、転職など環境の変化が多く、精神的なストレスを感じやすい季節。自律神経が刺激されてホルモンバランスが乱れ、ニキビや肌荒れが起こりやすくなったり、肌本来のバリア力が低下して紫外線や花粉などの刺激を受けやすくなったりしてしまうのです。
そんな肌トラブルスパイラルを救ってくれるのは、スキンケアの基本、保湿ケア。「それだけで大丈夫?」と思われるかもしれませんが、できているようで、できていないのが保湿の難しさ。肌に合ったアイテムを選び、正しいお作法でケアができていれば、肌がすみずみまでうるおいで満たされ、バリア機能がアップ。トラブル知らずの健やかな肌を目指せますよ。
目次
肌をしっかりうるおすには、何を選ぶべき?
保湿ケア、とひとくくりにしても、化粧水から乳液、クリーム、シートマスクまでアイテムは実にさまざま。まずは肌トラブルスパイラルに巻き込まれないような“土壌”を整えるために、最低限揃えておくべきアイテムと選び方をご紹介します。
●化粧水
洗顔後のまっさらな肌に使う化粧水は、“合う合わない”を敏感に感じ取りやすいアイテム。まずは肌あたりの優しさ、なじみの良さ、使った瞬間「気持ちいい!」と本能で感じるかどうか、そこにスポットを当ててアイテムを吟味しましょう。ちなみに「とろみ=うるおい力」というのは間違い。とろみそのものには保湿効果はありません。見た目に惑わされないよう、肌の感性で選びましょう。
●乳液・クリーム
言うまでもなく、化粧水で送り込んだうるおいを、しっかり閉じ込めるのが乳液やクリームの役目。オイリー肌寄りなら乳液を、乾燥肌寄りならクリームがおすすめです。保湿にプラスして、エイジングケア効果やホワイトニング効果など、気になる肌悩みに合った効果を持つものを選ぶのも良いでしょう。
●スペシャルケア
基本は上記の“W保湿”で十分ですが、より保湿効果を高めたいときには、肌を密封して集中的にケアしてくれる保湿系のシートマスクや、保湿成分を高濃度に含んだ美容液などをお手入れにプラスするのもおすすめです。
「用法・容量」は作り手からのラブレター。忠実に守れば、さらにうるおいアップ!
ボトルや箱には必ず「用法・容量」が記載されていますが、これはアイテムの効果をあなたの肌で最大限発揮できるようしたためられた、作り手からのラブレター。手のひらかコットンか、500円硬貨大なのかパール粒大なのか、その通りに使うことで狙った効果が出せるよう計算されているのです。だからまずは自己流を捨て、メッセージの通りに使ってみましょう。それだけでも効果に違いがあるはずです。
また、肌になんとなくのせただけでは、うるおいは入ってくれません。特に肌トラブルスパイラルに陥った角層状態ではなおさら。ひとつアイテムを使うごとに、手のひらでじっくり押し込んで、肌とうるおいを一体化させてから次のステップに進みましょう。
規則正しい生活でホルモンバランスを安定させて、さらにゆらぎにくく
ホルモンバランスの乱れからくる肌の不調は、スキンケアと一緒に生活リズムも見直しを。意識したいのは、「規則正しい食事」「適度な運動」「冷えの改善」「ストレス発散」「良質な眠り」。すべてを改善するのはなかなか難しいものですが、少しずつ意識しながら生活リズムを健やかに整えていきましょう。
自己流のスキンケアや乱れた生活リズムのままでは、どんなに高価な化粧品を使っても美しい肌にはなれません。長年のクセを治すのは簡単なことではありませんが、これも厄介な肌トラブルスパイラルをはねのけるため。春本番までにひとつひとつクリアして、1年中自慢したくなるような自信の肌を手に入れましょう!
引用・出典)
『花粉などのアレルギーや、環境の変化が肌荒れを招く?』(肌荒れ原因対策.net)
『ホルモンバランスの乱れで肌荒れが!すぐにできる5つの改善方法とは』(ホルモン肌荒れ.com)