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季節と肌

自分史上最高の“絶好調肌”に! 朝&夜のスキンケア手順を徹底マスター

スキンケアは毎日行う日課なだけに、決まったルーティンに陥りがち。朝晩では肌が必要とするケアが異なるにもかかわらず、時間がないからと必要最低限のステップをスキップしてしまっていませんか?もしも間違ったスキンケアを行なっていたら、日々の積み重ねた努力に相応の結果が得られていない可能性もあります。

さらに、肌コンディションが悪い日や、肌がゆらぎやすい季節の変わり目、特別な記念日のためにいつも以上の美肌へとアップデートしたい時には、プラスアルファの特別ケアを取り入れてみては? 今回、美容ライター兼アナリスト の小林 未佳さんに、間違ったルーティンから脱却し“絶好調肌”を手に入れる、朝晩の基本のスキンケアと特別ケアについて伺いました。


朝の時短スキンケアで一日中美肌キープ

時間に追われて手抜きしがちな朝のスキンケアですが、肌を清潔な状態に整えて肌トラブルを防いだり、ベースメークのモチを良くするためには大切なケアです。小林さんが時短テクとともに、朝スキンケアに必要な3 STEPを教えてくれました。

STEP1:洗顔

就寝中に分泌された皮脂や汗、また肌に付着したほこりなどを取り去るため、まずは洗顔からスタート。「朝、汚れをきれいに落とすことで、化粧ノリも変わってくるので欠かせないステップです」と小林さん。

ただ、朝の洗顔は、クレンジングを必要とする夜とは違いがあるようです。「朝は洗浄力の強い洗顔でしっかり洗う必要はありません。うるおいを守りながら洗えるタイプの洗顔料をよく泡立てて、優しく洗うことが重要です。しっかり泡立てないと汚れがきちんと落ちないだけでなく、摩擦で肌を傷めてしまうことも。そこで、泡立てる手間を省くことができる泡で出てくるフォームタイプの洗顔料を選ぶと時短に! 忙しい時でもたっぷりの泡で肌を優しく洗うことができるので、おすすめです」

STEP2:保湿

肌の保湿には化粧水と乳液を。化粧水は叩き込むのではなく優しく肌の上にしみ込ませるイメージで、顔全体にうるおいを与えてあげましょう。「ベタつくからと、乳液やクリームなど油分を含んだスキンケアアイテムの使用を控えてしまう方もいるかと思いますが、それはNG。特に女性は30歳を過ぎたころから皮脂分泌が減少するので、うるおった肌をキープするためには油分も補ってあげることが大切です。もし、テカりが気になるのであれば、皮脂分泌の活発なTゾーン(額から鼻、あご)は油分を控えて、乾燥しやすい目や口の周り、頬にはしっかりと油分を与えてあげましょう」

朝、十分な時間がない人向けの時短テクは?「水分&油分をバランスよく補給できる、オールインワンタイプのアイテムを選んでみてはいかがでしょう。使い方のコツとしては、顔全体になじませた後、乾燥しやすい部位(目や口周り、頬など)に重ねづけするのがポイントです」

STPE3:紫外線ケア

肌が老化する最大の原因となる紫外線ケアが、朝スキンケアの最終ステップ。長時間屋外にいる予定がない日であっても、紫外線ケアは怠らない方が賢明なようです。「紫外線には主にたるみの原因となる紫外線A波(UV-A)と、主にシミの原因となる紫外線B波(UV-B)があります。そのなかでも、紫外線A波はガラスを透過するため、室内にいても知らず知らずのうちに浴びてしまっています。そのため、紫外線ケアはメークするときではなく、朝起きてすぐに行う“スキンケアの一環”とすることが美肌を保つ秘訣です。紫外線カット効果のある乳液や美容液を選ぶと、保湿+紫外線ケアが1ステップですむため時短に。スキンケア効果も高く、肌にも良いのでオススメです」

美肌へと導く夜スキンケアの手順

朝スキンケアにプラスする、夜のスキンケアをご紹介。肌状態と向き合いながら、たっぷり時間をかけることで美肌を手に入れて!

週に1回のスクラブ/クレイマスク

肌に古い角層が残っていると、ゴワつきやくすみなど肌トラブルの要因に。スクラブやクレイマスクを週に1回取り入れることで、余分な角層や毛穴汚れを除去して肌のターンオーバーを促す効果が期待できますよ。ただしやり過ぎは厳禁!あくまでも週1程度に。

絶対に取り入れたいアイクリーム

見た目年齢を左右する目元のケアを、夜取り入れるべきだと語る小林さん。「目の周りの皮膚は顔の中でいちばん薄く、皮脂腺や汗腺が少ないため乾燥しやすい部位。しかも、まばたきなどで絶えず動いているため『カラスの足跡』とよばれる細かいシワができたり、くまができたりしてしまいます。特に現代女性は、PCやスマホなどで目を酷使しているため、それは目の負担となるだけでなく、くまや小じわの原因にも。だからこそ、目周りには特別なケアが必要。目周りの皮膚に特化して開発されたアイクリームをお手入れに組み込みましょう」

力を加えずアイクリームを塗るコツ

既にアイクリームを使っているという方も必見! 小林さんが指南する正しい塗り方で、優しい目元ケアを目指して。「塗布する際は、あくまでも優しくソフトタッチで。圧を強めにマッサージをしながら塗布してしまうと、色素沈着などの原因になります。デリケートな目元には強すぎるマッサージはNG。マッサージをしたい場合は人差し指と中指の腹をつかってリズミカルにトントンと肌をはじくタッピングくらいにしておきましょう」

夜スキンケアの手順

夜はクレンジングからスタートして、洗顔へと進み、まずは汚れをしっかり落とします。週に一回スクラブ/クレイマスクを取り入れる場合は、洗顔後に。その後化粧水ですが、時にはシートマスクなどを使って、しっかり水分と栄養補給をすると良いでしょう。美容液、乳液/クリーム、アイクリームへと進んだら最後にまつ毛&眉毛美容液なども追加して細部までしっかり、じっくりケアしてあげましょう。

“絶好調肌”に近づくスキンケアテクニック

クレンジング前の蒸しタオルパック

時間と心の余裕がある時にトライしたいのが、クレンジング前の蒸しタオルパック。やり方はとっても簡単なので、週末のオフの日や、美肌効果をアップさせたい特別な日の前夜に取り入れてみてくださいね。

蒸しタオルパックの手順

1、顔を覆えるくらいのハンドタオルを水で濡らし、固くしぼります。
※水分をたっぷり残そうとゆるめにしぼると、温めムラができたり顔に乗せた時に熱い水がたれてきたりするので注意!

2、しぼったハンドタオルを折りたたみ、ラップでふんわりと包み、レンジで約1分温めます。
※加熱時間はレンジにより調整してください。

3、やけどに注意しながら取り出し、ラップを外します。手で適温になったことを確認したら顔にのせます。

4、蒸しタオルを1分ほど顔に置いて、スチームパックするだけ。ほんのひと手間ですが、毛穴が開き、汚れも浮きやすくなるので、いつものクレンジング効果がさらにアップします。

顔輪郭がスッキリする乳液マッサージ

乳液を塗布する際に取り入れられる、簡単マッサージを小林さんが伝授してくれました。夜の日課にすれば美肌&小顔効果が得られるかも!

乳液マッサージの手順

1、普段使う2倍量くらいの乳液を顔になじませます。乳液の量が少ないと、マッサージの摩擦が肌への刺激となってしまうため、たっぷり使うのがポイント。

STEP 2

2、手をパーに開いて、人さし指の側面を鼻に、親指はあご~首に沿わせるようにセットします。人さし指の側面で肌をリフトアップするように目尻までゆっくりと斜め上へスライドさせます。これを左右同時に5セット行いましょう。
※往復させず、一方通行(鼻から目尻)で!

STEP 3

3、次は両手をグーにします。第一関節と第二関節の間を使って眉毛から髪のはえぎわに向かって下から上に一方通行でマッサージします。この時、力を入れすぎないこと、関節ではなく、第一関節と第二関節の間の“面”で行うことを意識してください。これも左右同時に5セット行います。

これで完了! 3分もかからず完了するマッサージですが、終わった後は乳液もしっとり浸透し、肌色も明るくフェイスラインもすっきりしますよ。

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取材協力 小林 未佳

化粧品の研究~企画の経験を活かし、女性の美を紐解く美容アナリスト
化粧品・美容に関するライター兼アナリスト。関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーの研究職に就き、製品開発を行う。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。研究者、マーケッター、消費者と多角的な視線で美容を分析し、女性の美をバックアップする情報を発信する。