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季節と肌

暑い夏だから使いたい! こんなにあるの? ジェルクリーム活用法

気温も湿度も急上昇する8月は、UVケアには一生懸命になるけれどスキンケア意識が下がりがち。「顔を洗ってさっぱりしたあとに、あれこれベタベタつけたくない!」そう思ってしまう人も、きっと少なくないはずです。

とは言え、夏は紫外線や強い日差し、室内と屋外による寒暖差、クーラーなど、肌からうるおいを奪っていく要因が盛りだくさん。それなのに、化粧水のみで済ませてしまったり、そのあと美容液だけをつけてうるおいにフタをしたつもりになっていたのでは、どんどん乾燥が加速して、秋を迎える頃にはガサガサ&ゴワゴワ状態に……。

そんな季節だからこそ、頼りになるのがジェルクリーム。暑い夏にこっくりとしたクリームを塗りたくなくても、ぷるんとみずみずしく、肌にのせた時のひんやり感を楽しめるジェルクリームなら、むしろ心地よく感じられるはず。

ここで大切なのは、単に水分をチャージするジェルではなく、“ジェルクリーム”を選ぶこと。クリームが叶える栄養補給とうるおい密封の2つの役割も兼ねているので、大人の肌にはこちらのほうがおすすめです。各メーカーからさまざまなジェルクリームが登場していますが、オールインワンタイプを選ぶと、より簡単にケアできて、暑い夏のスキンケアが快適になるはずですよ。

+1テクニックでさらにぷるぷる!

洗顔後、そのまま塗るだけで肌が整うジェルクリームですが、その伸びの良さやうるおいキープ力を活かしてスペシャルケアに使うのもおすすめです。

● ながらツボ押し&マッサージ

いつもより多めにジェルクリームをとったら、おでこと頬は顔の中心から外側に向かって手を動かしこめかみのツボをプッシュ。鼻は鼻筋に沿って上から下へ。口まわりは鼻の下から口角、あごへと唇の周りを囲むように。そして最後に耳の裏から首すじをとおって鎖骨の外側へと流します。なじませるついでにこの手順をふむだけで、血流がアップして透明感とハリ感が際立ちます。

● お風呂でスチームジェルパック

砂漠状態の夏の肌へのスペシャルケアにおすすめなのが、お風呂につかりながら楽しめるスチームジェルパック。ジェルクリームをたっぷり肌になじませたら、あとは湯船にのんびりつかるだけ。湯気のスチーム効果で浸透力が高まって、エステ帰りのようなぷるぷるの肌に。お風呂からあがったら、軽くティッシュオフしてジェルクリームをもう一度塗りましょう。

● 塗りっぱなしOK!オーバーナイトマスク

読んで字のごとく、通常よりたっぷりめに塗って眠るだけ! 眠っているあいだは枕カバーや布団カバーでうるおい成分が持って行かれてしまうことがあるので、いつもより多めに塗っておくことで眠っている間中、きっちり集中保湿することができるんです。どんなに忙しくてケアに手が回らない日でも、これさえやっておけば、翌朝にはぷりぷりのモチ肌になれますよ。

● 保湿とヨレ直しの一石二鳥!ジェルオフメークリタッチ

汗や皮脂でヨレたファンデを乳液でふきとってお直しするリタッチ方法がありますが、夏場はこれをジェルクリームで代用。薄めにとってヨレ部分になじませてティッシュオフ。肌に残ったジェルクリームを手のひらで十分になじませたら保湿とベースは完了。あとはファンデやルースパウダーで仕上げれば、朝メークしたてのような仕上がりがよみがえります。

女は夏に老けると言われるように、今がお手入れのふんばり時。あれこれ使ってケアするのが億劫でも、お風呂やなじませるタイミングで“ながら活用”するなら、そんなにストレスにはならないはず。ジェルクリームを味方につけて、賢く自信の素肌を手に入れましょう!

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