夏の終わりに差がつく! 今、集中ケアすべきパーツ美容
食べたり話したり瞬きしたり……と、口元・目元まわりの皮膚は私たちが考える以上に酷使しているパーツ。それに加えて夏場はエアコンと暑さによる乾燥、紫外線による肌ダメージも加わり、肌にとっては過酷な環境です。そんな時期だからこそ、パーツケアが重要!アンチエイジングも可能に、 実践した人からきれいになれる夏のパーツケアの極意、教えます。
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目元&口元は、「薄い、皮脂不足、よく動く」の3つの老化要因が共存している!
目元や口元のケア、なんとなく“エイジングケアしなきゃいけない部分”と認識している人も多いと思いますが、その理由をご存知ですか?
そもそも、目元や口元は、顔の中でもよく動くパーツ。この2つのパーツで表情を作っていることがほとんどです。また、この2大パーツの皮膚は顔のなかでも皮脂分泌が少なく、常に乾燥しやすい状態にあるのです。にもかかわらず、夏場は肌の乾燥を自覚しづらく、さっぱり系のお手入れについついシフトしてしまいがち。余計に目元や口元の乾燥が加速し、秋の始めになるとなんだか顔全体が疲れた印象に…。そんな負のスパイラルに陥らないよう、今年の夏こそ目元&口元のケアを始めましょう!
では、実際に目元&口元ケアとして取り入れるべきこととは何なのでしょうか?
夏の終わりの肌は強い紫外線の影響で気づかないうちに乾燥が進んでいることがほとんど。しかも、よく動かすパーツである目元、口元はさらに乾燥が深刻化していることも…。放っておくとくっきりとシワができたりして、見た目の印象を大きく老けさせてしまうことにも。
そうなる前にまず取り入たいのが、目元、口元の集中保湿。目元や口元に特化した専用セラムなどで集中的に美容成分を送り届けましょう。老け印象を加速させるシワの原因は、肌の内部のうるおい不足が引き金となることがほとんど。まずは肌の密度を高めるようなハリアップ系の美容液を取り入れて、肌の弾力を高めることが大切です。
目元のくすみやくま対策はこすりすぎないことが大鉄則
目周りの皮膚は顔の中でもっとも薄いのが特徴。良かれと思って行っているクレンジングや保湿も、力を入れすぎてしまっては本末転倒です。せっかくのケアを台無しにしないためにも実践して欲しいのが、薬指を使ったお手入れ。
クリームやセラムを塗る時は、薬指の腹を使いましょう。触れているか触れてないかくらいの優しいタッチでOK。お手入れステップの最後に、目の周りの血流を意識して、下から上にぐるっと一周円を描くようになじませましょう。その際、目頭のくぼんだ部分とこめかみを軽く指先でプッシュすれば、目周りの滞りがスムーズに流れ、すっきりクリアな視界が手に入ります。
また、メイクオフの際もこすりすぎは禁物です。クレンジング剤をなじませたコットンを目元に10秒ほどおき、アイメイクとクレンジング剤をなじませてオフするのがおすすめです。毎日何気なくしている目元のお手入れ、意識を変えるだけで目の下の色素沈着によるクマが改善できたり、目周りのくすみが晴れたりするはずです。
週末などの集中ケアとしておすすめなのが、アイクリームとホットタオルを使った血流アップケア。
手持ちのアイクリームをいつもより多めに塗ります。おすすめは肌の色が見えなくなるくらい厚めになじませること。上からホットタオルをのせ、10分ほど目元を温めましょう。目周りの血行が促され、アイクリームのなじみがアップするので、しぼんで元気のなかった目元が短時間でふっくら明るくなるはずです。気分もすっきりするので、週末のスペシャルケアとして実践してみてくださいね。
口元からくる「老け印象防止」には日々の口角意識がキモ!
口元は目まわり以上に動きが盛んで見た目の印象を左右するパーツだと言われます。特に口元のほうれい線は深く刻まれないよう、何が何でも死守したいものです。口周りの皮膚は筋肉が多くあるパーツなので、鍛えることで引き締まり、リフトアップした状態をキープすることが可能とも言えます。常日頃から口角を意識し、微笑み顔で過ごしたり、口を大きく開けて話したり、よく噛むように心がけて食事をするだけでも口元のたるみの改善、予防には効果が期待できますよ。
また、口元の筋肉の強張りが、ブルドッグのような深いほうれい線を作ってしまうことも…。そうならないためにもお風呂に入った時など、体が温まっている時にフェイスラインの筋肉をほぐすようにマッサージするのも効果的です。ゴリゴリする箇所があれば、それは老廃物がたまっている証拠。優しくほぐすようにマッサージすると、未来のたるみ顔の予防に一躍かってくれますよ。