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ボディパーツケア

この時期が勝負! しっとりボディを手に入れる、バスタイムのうるおいケア

暑さが和らいだ頃に感じる、ボディのくすみやザラつき、乾燥感。美容エディターの藤井優美さんによると、秋のボディのトラブルの大半が、不十分な紫外線ケアと誤ったスキンケアが原因なのだそう。

「紫外線や乾燥など、受けるダメージは同じなのに、ボディの肌は顔ほどケアができていないもの。そのわりに腕や脚を露出しているので、自分が思っている以上に日やけや乾燥が進んでいます。冷房やシャワーだけで済ませがちなのも、からだの巡りを滞らせて、ゴワつきや手触りを悪くしてしまう原因に」

利用しないなんてソン!? “お風呂パワー”で乾きにくい肌へ

夏のダメージを一掃する方法はいくつかありますが、肌もからだもお疲れモードなこの時期、特におすすめなのが“お風呂”!

「血行促進、冷えの改善、そして水圧によるマッサージ効果が得られる入浴は、からだのすみずみまで栄養が行き渡りやすくなるため、乾きにくい肌を目指すことができます。また入浴すると良質な睡眠にもつながり、結果として肌のコンディションをキープしやすくなります」

入浴剤やお湯の温度、浸かる時間もひと工夫することで、よりいっそう、うるおいボディに近づけるそう。

「さら湯の一番風呂は皮脂を奪いやすいため、保湿効果や保温効果のある入浴剤を入れることもポイントです。入浴剤を入れても浸かる時間が短すぎればからだの温まり方がさら湯と変わらないので、最低でも10分は浸かるようにしましょう。また、お湯の温度は42度に。ヒートショックプロテインが活性化し、肌再生が行われると言われています」

いつもの習慣で乾燥が加速!? 秋口のNGスキンケアとは?

秋のボディは、紫外線ダメージと秋口の乾燥のWパンチでかなりデリケートな状態。だからこそ、洗うものや洗い方にもひと工夫。

「赤みが出ていなかったりヒリヒリしていなくても、肌をゴシゴシ洗ってしまうのはNG! この時期の肌はとてもデリケートな状態なので、泡で包み込むようにやさしく洗うように心がけて。また、まだ汗ばむことも多いため、すっきりさせたくてつい洗浄力の強いボディソープを使ったり、お風呂上がりの保湿ケアを行わなかったりしがちですが、これも乾燥や敏感肌を加速させてしまうので×。優しく洗いつつ、汚れをしっかり落とし、きちんとうるおいをめぐらせる。基本のケアを忘れないで」

洗うほど全身しっとり! うるおいラップで包む高保湿石けん

アベンヌの「アベンヌ リッチウオッシュバー」は、肌がデリケートになりがちなこの時期にうれしい、保湿力が自慢のアイテム。きちんと汚れを落としながらも、高い保湿力をキープできる理由は、アベンヌ温泉水に加え、天然油分成分“ミツロウ”などでできたアベンヌオリジナルのコールドクリーム成分を配合しているから。全身をうるおいでラッピングするように乾燥から肌を守りながら、しっとりなめらかに洗い上げます。

「石けんなので、さっぱりしすぎないか少し心配しましたが、さすがアベンヌ。豊かな泡立ちとともに、汚れをすっきり落としながらもツッパリ感はなし。日本人好みの適度なしっとり感が良いですね。また、ダメージがある状態でも優しく洗えそうなので、肌がデリケートな今の時期に活躍しそうです」(藤井さん)。

洗うだけでしっとりボディを目指せる高保湿石けんは、肌もからだもお疲れモードな今が使い時。洗いながら肌にうるおいバリアを作って、水分を逃がしにくくしてくれるので、乾燥が深まるこれからのシーズンの基本ケアとして取り入れてみては?

ピックアップアイテム
しっとりボディを目指すなら…
取材協力 藤井優美 美容エディター

美容業界歴25年。美容専門編集プロダクション「dis-moi」主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。