ちょっとしたギフトに……大切な人に贈りたい、ハンドクリーム
忘年会やクリスマスパーティなど、お世話になっている方々と集まる機会が増える12月。日頃の感謝を込めて、ちょっとした贈り物を……と考えたときにおすすめなのが、ハンドクリーム。乾燥しやすい冬の必需品ですし、会社用、台所用、ベッドサイド用、携帯用と何本あっても活用できるので、とても重宝。そんなハンドクリームを贈る際、「こんなお手入れをすると、さらに効果的」と添えればとさらに喜んでもらえそうな簡単ケア法を、CA(キャビンアンテダント)流美容コンサルタントである清水裕美子さんに教えていただきました。
目次
クリーム&手袋、デイリーケアもスペシャルケアもこのコンビで
国際線CAとして勤務されていた清水さんのハンドケア法は、簡単ですぐに実践できるものばかり。CAの仕事場である機上は乾燥が過酷な場所。そんなCA時代に心がけていたというハンドケア方法からご紹介。
「常に爪切りなどを携帯し、ささくれや皮剥けができたときには、すぐに切り、悪化しないようにするのが基本。CAは水仕事や手先を使う仕事が多く、爪も乾燥しやすいので、常に爪のキワまでしっかりと保湿するようにしていました。また、時間に余裕のあるときはハンドクリームを塗ったあとにビニール手袋をしながら作業。手を保護しつつ、蒸らし効果もあるので、ハンドクリームの浸透力がアップするんです」とのこと。ちょっとしたことですが、これを機上で毎回やるのとやらないのでは、手の状態が大きく変わるそうです。
現在、実践されているデイリーケアは「朝晩はハンドクリームを付ける前に手にも化粧水をつけ水分補給を。ハンドソープは保湿効果の高いものを使用し、手を洗う度にハンドクリームを塗るようにしています。また、日中家にいるときにはなるべく綿の手袋をして作業し、手を保護するように心掛けています」。お顔のスキンケアの際に、手もついでに化粧水をつけることで、ハンドクリームの保湿効果もぐんと高まるそう。さっそく今晩から試したいですね。
毎日気をつけていても、手指が荒れてしまった場合は「入浴後や就寝前にハンドクリームを塗った上からビニール手袋をはめて、約10分(その間に家事や寝る仕度をしたりしています)。手指が蒸されて柔らかくなったところで、さらにもう一度たっぷりハンドクリームを塗り、綿の手袋をはめて就寝」というのが、おすすめのスペシャルケア。ハンドクリームがしっかり浸透し、翌朝ツヤツヤの手肌になっているそうです。
効果的なハンドクリームの塗り方
では、実際にハンドクリームを塗る際のポイントをアドバイス。
①指の関節部分は年齢が出やすい場所。ここはクルクルとマッサージしながら丁寧に塗りこむ。
②指を1本ずつ、付け根から指先へとしごくようにマッサージし、最後に爪の両脇をキュッとツボ押し。指先を刺激することで、血流促進に。
③万能のツボと言われる“合谷(ごうこく)”のツボを押す。
*合谷…人差し指の第三関節の親指側にあるツボ
毎回、この塗り方は無理でも、就寝前くらいなら毎日できそうですね。また、清水さんは、手指のお手入れだけでなく、こんな指先の所作にも気を配っていらっしゃるそう。
せっかくケアした手元を美しく見せるための所作の心がけをご紹介。
①指と指の間は閉じて、赤ちゃんの頭を撫でるときの手のように丸みを帯びるよう意識。
②カップなどをテーブルに置くときは、小指をクッションにして音を立てないようにそっと。
③何か物を掴むときは、5本の指すべてを使わず、親指・人差し指・中指でつまみ、あとの指は添えるように。
「この3つを気に掛けるだけで、ぐんと上品に見えます」と清水さん。確かに指先は人目につきやすいですし、その状態や動きが印象に大きく影響を与えてしまう場合も。
どれもが、すぐに実践できそうなアドバイスばかりなので、ハンドクリームを贈る方とぜひ共有してみてくださいね。
無香料だから男性にも女性にも喜ばれる「薬用ハンドクリーム」
誰からも喜んでもらえるハンドクリームですが、香りが強いと好き嫌いも出てしまいがち。その点、アベンヌの「薬用ハンドクリーム」なら無香料なので男性・女性を問わず、あらゆる年代の方に贈れて安心です。
①使うほど、荒れにくい手肌に
アベンヌ温泉水と、ミツバチが作った天然油分ミツロウ等を配合した「アベンヌコールドクリーム成分」を配合した、高い保湿効果をもたらすハンドクリーム。肌表面にうるおいのラップを作り、アベンヌ温泉水や有用成分をしっかり肌に閉じ込め、乾燥や外部刺激から肌を守ります。
②手荒れ、ひび、あかぎれを予防
グリチルリチン酸、(グリチルリチン酸モノアンモニウム)、ビタミンE、(酢酸DL-α-トコフェロール)配合で、手荒れ、ひび、あかぎれを防いで、なめらかな手肌を保ちます。
③しっかり保湿しつつ、ベタつかない
しっかりと保湿しながらも、なめらかにのびて、塗ったあとすぐに炊事やデスクワークしてもベタつきません。朝起きてから就寝時まで、一日中活躍します。
清水さんも「肌に優しく、手が荒れているときでも刺激が少なく使用できるところが助かっています。塗ったあとは、肌がしっとりと落ち着く感じ。毎日、就寝前にたっぷり塗って寝ています」とのこと。
こまめにハンドクリームを塗るのが、手荒れの一番の予防。贈り物としてはもちろんのこと、自分のためにもぜひ用意しておきたいですね。