drying
乾燥肌スキンケア

何が原因?春に起こる「ゆらぎ肌」の正体は・・・?

日ごとに日差しの温かさを感じ始めると、ついつい肌の乾燥なんて気にならなくなってくる人も多いのではないでしょうか? しかし、朝晩の気温差の大きく、まだまだ湿度も低いため春先は肌にとっては過酷な環境です。加えて、紫外線の量が増えてくるのと同時に、春一番と言われるような強い風が吹くのもこの時期ならでは。風に乗って黄砂や花粉などが肌に刺激を与え、肌の水分を奪っていきます。こうして“揺らぎ肌”と呼ばれる、化粧品が効きにくい「なんだか肌が調子悪い…」という状態におちいってしまうのです。

肌乾燥の決め手は、肌の水分量にアリ!

花粉や黄砂、紫外線、心的ストレスなど、春先のダメージ要因は、なかなか避けるのが難しいのが実状です。ならば、ダメージに負けないように肌そのものの体力を高めることがこの時期の揺らぎ肌対策には重要です!

肌は、水分と油分がサンドイッチ状にバランスよく整った状態(=ラメラ構造が整った状態と言います)が理想です。しかし、春先の気候は紫外線や朝晩の気温差などは、肌の水分バランスを奪いやすい環境です。水分が足りない状態だと、肌は自らでうるおいを補おうと頑張ります。結果、皮脂が過剰に分泌されて、テカリの気になる肌になる…という悪循環を招くのです。ですから、今の時期に重点的に取り組みたいのは、水分のバランスを整える保水ケア! 水分保持を意識すれば、自ずと余分な皮脂は抑えられ、肌そのもののバリア機能も強化されます。花粉や黄砂などの外的ダメージに負けない強くてうるおいに満ちた肌を目指しましょう。

肌の水分量を高めるためのスキンケア

肌に余分な皮脂や汚れが貯まっていると水分の浸透を妨げてしまうので、朝晩の洗顔は丁寧に行いましょう。

また、洗顔後すぐにプレ化粧水などで水分を与えてあげるのもポイントです。目標は、洗顔後30秒以内!お風呂場や洗面台に、片手で使いやすいミスト状ローションを常備しておくのがおすすめです。

プレ化粧水のあと、化粧水などで肌に水分を入れ込んだら、蒸発しないように保湿クリームで“蓋”をするのも、水分量を高めるのに欠かせないステップです。水分をしっかり入れて油分でホールドすることで、肌のラメラ構造がしっかりと整い、揺らぎ知らずの強い肌が手に入るのです。

この時期の揺らぎ肌の原因は、春の気候や環境、心的なストレスなどによる肌の中の水分量の低下によるものです。水分を補う→肌の構造が整う→肌のバリア機能が高まる→ストレスや刺激に負けないうるおい保護力が身につく…というように、すべてのお手入れステップはつながりあって美肌を育みます。ひとつひとつのお手入れステップの意味を意識しながら、スキンケアすると、効果も倍の早さで感じられるようになりますよ!

肌の水分量を上げるためには・・・

肌の水分量を上げるには、水を貯え、それが蒸発しにくい状態を作ることが大切です。そのために効果的なのが洗顔直後に使う化粧品の選び方。まずは化粧品の成分が入りやすくするために、肌の表面を整える“プレ化粧水”を取り入れてみてはいかがでしょう。先に乾いた肌を素早くうるおわせておくことで、水の通り道ができたような状態に整えてくれ次に使う化粧品のなじみがアップする効果があります。

スプレー状なら素早いケアが可能!

プレ化粧水を選ぶ際、大事なのはお風呂あがりなど肌が乾いた状態のときに素早くスプレーできること。全身どこでも手軽にスプレーすることができ、水分補給に役立ちます。

基本の使い方は、洗顔後すぐの肌にたっぷりスプレーすればOKです。もちろん、プレ化粧水だけを化粧水として使うこともできます。ハンドプレスをして顔全体になじんだと感じたら、さらにもう一度スプレーをしてみましょう。肌がひんやりとするまで繰り返せば、花粉や黄砂などでダメージを受けた肌をスーッと落ち着かせてくれます。

また、外出先でさっと顔全体になじませ軽くティッシュオフすれば、肌の乾燥を防止しながら、崩れ始めたメイクを簡易的にオフできるので、ファンデーションを上から重ねてもムラや厚ぼったくなることがありません。頭上にふわっとスプレーすれば、水のヴェールが全身についた花粉やホコリなどの見えない刺激物質を地面へと落としてくれる効果も期待できますよ。マイナスイオン効果ですっきりすることも。洗面台に1本あれば、キッズからママ、パパまで家族みんなでうるおいケアがかないます。

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