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乾燥肌スキンケア

好きな理由は効果実感だけじゃない! こだわりポイントは肌で感じるテクスチャー

愛用しているコスメの好きな理由を聞くと、効果・効能と同じくらい”テクスチャーの良さ”を挙げる女性が多いのだとか。ベタつかない、みずみずしい、メークとの相性が良いなど、テクスチャーの善し悪しにこだわる大人女性たちの声を踏まえ、今ドキのテクスチャー事情について、美容ジャーナリストの長田和歌子さんにうかがいました。

化粧品のテクスチャーにこだわる女性が増えているのは本当

化粧品は薬ではなく、嗜好品として毎日使うもの。そのため、効果・効能を求める部分と、毎日使っていて心地よく感じたり、それを使うとテンションが上がるなど使用感にこだわる部分と、双方に重点が置かれるのだと思います。

毎日使っていて、効果は確かに感じられるけれど、ベタついて不快だと思ったらやはり手は遠のきますし、がまんして使ってもいつか挫折してしまうもの。毎日快適に使えるということは、その化粧品が心に「快」の感情をもたらすということです。その「快」の感情が1日の疲れを癒やしたり、朝の慌ただしい時間に一瞬の爽涼感を生んだりと、肌にとっても良い相乗効果をもたらすのではないかな、と個人的には考えています。そう考えると、化粧品を使う際のテクスチャーの好みは大切な選択肢なのでしょうね。

テクスチャーにも流行り(トレンド)があった!

流行はあると思いますが、今の軽やかなテクスチャーのブームはかれこれ20年近く前から始まっていました。みずみずしく、軽やか、すなわちベタつかない、重くないテクスチャーの人気は根強いですね。

最近のオールインワンジェル人気の理由には“時短”が挙げられますが、ぷるぷるとしたテクスチャーが皆さんの好みであることも大きな要因だと思います。ただ、年代によってその好みは分かれるでしょう。年齢を重ねて乾燥が気になってくると、しっかりと守ってくれる感のあるテクスチャーが好まれる傾向もあります。

テクスチャーが異なると効果の差があるの?

テクスチャーが軽やかなタイプと、しっかりと重めのタイプ、この違いを簡単に言ってしまうと、油分量に差があると思います。そのため、肌の仕上がり感が異なると言えますが、選ぶ人が何の効果を望んでいるかによって選択が変わってくるでしょう。

肌を艶やかに仕上げたいなら、油分が多いしっかりとしたタイプのクリームなどを選んだほうがいいですし、肌に透明感を宿したいなら、水分がたっぷり肌に押し込めるようなサラサラタイプの化粧水などが向いています。目的を決めて商品を選ぶと、自分の思った効果が手に入りやすくなりますよ。

テクスチャーの好みは人それぞれではありますが、日本の大方の女性はみずみずしくて軽やかなテクスチャーが総じて好きだと、日々感じます。私も季節や体調、肌の調子で使い分けますが、みずみずしく軽やかな感触は好きなほうですね。

みずみずしいテクスチャーにこだわった保湿ジェルクリーム

日本女性の肌のために、日仏共同で開発されたアベンヌの「ミルキージェル」は、べたつかないのにしっかりうるおう、化粧水と乳液がワンステップで完了する保湿ジェルクリーム。発売からファンを増やし、今やブランドを代表するアイテムに。注力する点は、もちろんテクスチャー。植物由来の保湿成分をアベンヌ温泉水とヒアルロン酸などの水分成分で包み込んだ「ミルキードロップバランス処方」は、みずみずしさを感じながら肌全体にうるおいを届けます。

「敏感肌なので、アベンヌの『ミルキージェル』をスキンケアのラインナップに入ることが多いですね。軽やかでスッと肌に入っていきながらも、しっかりうるおう感じがとても気に入っています」(長田さん)。

さらに、化粧水、乳液のステップを兼ね備えているため、「手間はかけたくないけど、お手入れはしっかりしたい!」という女性たちのニーズにマッチ。仕事に、家庭に、育児に忙しい女性たちにぴったりな一品。季節の変わり目、肌が疲れているときにも“いざという時”の保湿ジェルクリーム。この機会に試してみてはいかが?

ピックアップアイテム
みずみずしいテクスチャーでたっぷりうるおい!
取材協力 長田和歌子 美容ジャーナリスト

出版社勤務後、ビューティエディターとして独立。雑誌のほか書籍やWeb、広告などで活動している傍ら、「B/B.CAFÉ」を主宰し、スキンケアLESSONや食育のセミナーなどもおこなっている。http://www.baseofbeautycafe.com