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乾燥肌スキンケア

乾燥肌に別れを告げよう! “うるおい美肌”を手に入れる保湿ケア

世代を問わず共通する、女性の肌悩み第一位といえば“乾燥”。しっかり保湿したつもりでも肌がつっぱったり、ひじ・ひざがカサカサと粉を吹いたりしますよね。顔だけじゃなく体にも乾燥肌の現象が現れる原因とは一体…?

季節や湿度に左右されない、全身うるおい肌を手に入れるためには保湿ケアを根本から見直して!スキンケアによる外からのアプローチだけなく、インナーケアにも目を向けるのが大切。乾燥肌の原因、スキンケア、インナーケア方法をご紹介します。

乾燥肌対策には正しい保湿を

こんな症状出ていたら要注意!

季節問わず一年中肌が乾燥しやすく、うるおい不足でつっぱり感を感じる人。さらに、肌の乾燥やカサつきから化粧ノリが悪いと感じることはありませんか?乾燥肌に加えて敏感肌も重なる人は、顔だけでなく体もカサつき不快感を覚えているかもしれませんね。乾燥肌と一言にいってもレベルはそれぞれですが、一つでも症状が当てはまる人は乾燥肌に該当すると考えていいでしょう。

正しい保湿とは?

「乾燥肌には保湿が必要」とよく言われますが、そもそも正しい保湿の概念をご存知でしょうか?保湿=水分や油分を補給、だと思われがちですが、正しくは肌本来が持っているうるおいを保つバリア機能をサポートするのが保湿ケアです。加齢や生活環境によって低下してしまうバリア機能を、スキンケアによって角層の環境を整えることこそが、本来の正しい保湿なのです。

肌のうるおい成分を保つ保湿化粧品の選び方

正しい保湿を行うためには、うるおい成分を含む保湿化粧品を使用することが近道となります。肌表面の水分を保持するために働くヒアルロン酸や、乾燥やたるみに効果的なコラーゲンといった保湿成分はすでに聞き慣れているのではないでしょうか。その他に、セレクチオーズという成分は、角層の保護力を高め肌のイライラ感やチクチク感などを落ちつかせ、健やかな肌状態へと導きます。

併せて読みたい:カサカサ乾燥肌を招く要因とは?

保湿ケアのポイント<フェイス編>

スキンケアの正しい手順

スタートは、スキンケアの効果がアップするブースターから。洗顔後すぐのまっさらな肌になじませて、角層をうるおいで満たし柔らかく整えます。次に、水分を補給する化粧水を顔全体につけていきましょう。次に、できればうるおいを角層へと浸透させる美容液をプラスすると良いでしょう。最後には補給した水分を閉じ込める役割を果たす乳液もしくはクリームを。最後に蓋をするようなイメージです。

肌へ刺激を与えない、正しい化粧水の使い方

化粧水を叩き込むようにつけるのは間違い。繊細な肌に刺激は禁物です!肌への刺激を抑えられるように、コットンにたっぷりの化粧水をひたして優しく肌の上をすべらせるようにつけるか、手に直接化粧水を乗せて顔を包み込むようにしてうるおいを補給。生理前や季節の変わり目など肌がゆらぎやすい時には、数枚のコットンにいつもの化粧水をしみ込ませて顔全体に乗せて3分程放置する、化粧水パックのスペシャルケアがオススメ。

美容液・乳液・クリームはたっぷり使ってこそ効果を発揮

化粧水だけでなく、美容液・乳液・クリームも、一回に使用する量が少なすぎると保湿の役目を果たしてくれません。肌全体にムラなく浸透させられる十分な量を取りましょう。肌にこするように塗ると摩擦の刺激を与えてしまうので、両手に美容液・乳液・クリームを伸ばしたら肌を包み込むようにして、優しく乗せることを意識してみてください。

保湿ケアのポイント<ボディ編>

“洗う”段階で保湿を意識

ボディの保湿ケアに関しては、スキンケアに入る前の洗うステップから保湿を心がけるのがポイントです。保湿成分の入った石鹸やボディウォッシュなど、成分表や効能を見て選ぶようにしましょう。十分に泡立てて優しく洗うことで、肌への刺激を抑えられます。ゴシゴシと力を加えなくても、細かい泡が十分に汚れを落としてくれます。

乾燥しやすい手足

夏場でも汗をかきにくい手足は、体の部位の中で乾燥しやすいパーツです。バスタイムが終わって体の水分をタオルで拭き取ったら、まずは手足に保湿クリームを塗ることからスタート。手洗いや食器洗いなどの後には、ハンドクリームを塗って常に保湿ケアを意識してくださいね。

かかと・ひじ・ひざは念入りなケアを

日常動作の中で、かかと・ひじ・ひざは肌がこすれてしまうパーツ。摩擦によって乾燥を悪化させ角質がたまり、粉拭きや黒ズミを引き起こします。日々の保湿ケアではパーツケア用のクリームなどを使って念入りにうるおいを与えてあげましょう。角層が厚くなっているようであれば、粒子の細かいスクラブを週1回のペースで取り入れてみてくださいね。

乾燥肌に良い&悪い食べ物

肌の状態は、体の健康のバローメーター。体の細胞の一部である肌は、健やかな角層細胞、血液によって運ばれる栄養や酸素といった、体の内側の要素で構成されています。どんなに高価な基礎化粧品を使っても、土台となる内側がバランスを崩していては美肌には程遠い。食べ物からも必要な栄養を取って土台を整えることが、美肌には必須なのです。

乾燥肌を改善する食べ物

緑黄色野菜や果実には、皮膚や粘膜の免疫力向上・老化を防ぐ抗酸化作用や、肌荒れ改善、ターンオーバーの促進に欠かせないビタミンA・B・C群が多く含まれています。肌のバリア機能に欠かせないコラーゲンを強化するためには、赤身のお肉や魚などから良質なタンパク質を摂取するのが有効。強い抗酸化パワーでアンチエイジングに効果を発揮するのは、必須脂肪酸を含むナッツ類。

乾燥肌を悪化させる食べ物

体を冷やしてしまう冷たい飲み物やカフェインは、肌に良い影響を与えてくれません。油を多く含むスナック菓子も、皮脂腺を活性化し毛穴から皮脂を必要以上に出してしまい、乾燥やニキビの原因となってしまいます。だからといって、好きな物を我慢し続けるのはストレスとなり、逆に肌荒れを引き起こしてしまうことも。お菓子を好きなだけ食べていい日を決める、一度に食べる量を少なめにする、などコントロールすれば問題はありません。

自分の心と体に向き合いながら、バランスの取れた食生活とスキンケア&インナーケアに無理なく取り組んでくださいね。

ピックアップアイテム
乾燥肌に効果的な保湿アイテム