care
みんなでケア

自宅でできる! 気分もすっきり! シャンプーついでに頭皮マッサージ

「夏の強い紫外線の影響で、髪や頭皮も日やけをしています」と今の時期の頭皮環境について教えてくれたのは、美髪アドバイザーの田村マナさん。「髪の分け目など紫外線が直接当たる部分は、炎症していたり、日にやけてしまっている人がほとんどです。頭皮が弱っている時期だからこそ、毎日のケアでしっかりと立て直すことが大切です」

今回は、今の季節にぴったりの毎日のシャンプータイムにできる頭皮マッサージ方法をご紹介します。頭皮環境を早めに立て直して、ヘアトラブルのない秋おしゃれを楽しむ準備、はじめましょう!

Q.夏終わりの今の時期、髪や頭皮はどのような状態ですか?

強い日差しによって地肌が乾燥したり、コラーゲンなど皮膚にとって大切な成分も減少している状態です。また、冷房による体の冷えが招く血行不良によって、頭皮の血流も悪くなっています。さらには、夏バテによる食欲低下で、髪の毛の生成に必要な肉や魚などのたんぱく質も不足しがちな方もいるかもしれませんね。こうした複数の要因が重なることで、髪を作り出す細胞にきちんと栄養が届かず、髪が抜けやすくなったり、細くコシの無い髪になってしまったりするのです。夏の終わりに抜け毛が気になるという方がいらっしゃいますが、ほとんどの場合、このような複数の原因によるものが多いですね。

Q.では、実際に対策としてできることは何ですか?

毎日のシャンプーの際に、マッサージを意識してみましょう。そもそもシャンプーの語源はヒンズー語で「マッサージ」という意味。シャンプーには、髪を洗うだけではなく頭皮の血行を促進し、細胞の一つ一つに栄養を送ってあげる役割があります。髪の毛一本一本に栄養を行き届けるのは血液です。特に頭頂部は筋肉がないため、動かすことができません。そのため、お湯をかけてじっくりと温めながら、マッサージするようにシャンプーすることが大切です。長年にわたり溜まった汚れを一度で落とすことは難しいですが、正しいシャンプーを続けることは、健康な頭皮環境と髪の育成には欠かせません。

●田村さんオススメ! 目からウロコのシャンプーSTEP

(1)まずは毛先を中心にブラッシング
ブラッシングには頭皮の角質を浮かせ、血行を促す効果があります。乾いた状態で毛先を少量ずつブラシでとかし、髪のほつれをほぐしていきましょう。毛先をブラッシングし終わったら頭皮も。下から上へと毛流れに逆らうように丁寧にブラッシングし、頭皮の汚れや髪のほこりを落とします。

(2)ぬるま湯で予洗い
予洗いは毛穴を開かせるのが目的です。特にスタイリング剤を使った日は、分け目を変えて頭皮にお湯を直接かけたり、手のひらにお湯をためてスタイリング剤のついた毛先をすすいだりしましょう。

(3)シャンプーを手のひらで溶かす
シャンプーは地肌に塗り広げることがポイントです。そのため、泡立てるのではなく手のひらでお湯を加えてゆるめましょう。ゆるめたシャンプーは指の腹を使って地肌にまんべんなく塗り広げます。

(4)指の腹を使ってなで洗い
シャンプーは指の腹を使って行うのが鉄則。爪を立てる習慣がある人は、頭皮を傷つけてしまうので今すぐ改善を! 指の腹を使ってまずは頭皮をさするように下から上へと小刻みになでるようにマッサージします。

(5)頭皮を掴んで揉み出し洗い
全体を指の腹でなで洗いしたら、指の腹で頭皮を掴んで動かし、毛穴の奥の汚れを浮かせましょう。ハチ部分を中心に、頭蓋骨にへばりついた頭皮を剥がして動かすようなイメージで2分ほどかけてマッサージします。

(6)すすぎは丁寧に
意外と見落としがちなのがシャンプー後のすすぎです。2〜3分かけて丁寧にシャンプーを洗い流しましょう。イラストのように、地肌までお湯が行き渡るようにしたり、シャワーをかけながら優しくなで洗いをするなどしてすすぎ残しのないようにするのがポイントです。そのあとは、毛先を中心にトリートメントをなじませましょう。洗髪後は、しっかりドライヤーで頭皮と髪を乾かすのも忘れずに。

いかがでしたか? 紫外線で頭皮が炎症を起こしていることも多いため、夏終わりの時期は抗炎症成分や角質ケア成分、オイル成分などが入ったシャンプーを選ぶのもポイントだそう。「その他、保湿や抗酸化、エイジングケアに特化した頭皮エッセンスを取り入れるのもおすすめです。正しいシャンプー方法を身につけ実践できるようになると、頭皮に貯まった汚れがしっかり落ち、1週間もすると髪の立ち上がりがふんわりしてくるはずです。諦めずに根気よく続けてみてくださいね」

illustration: Mana Manali

ピックアップアイテム
お風呂で一緒に使いたいアイテムはこちら
取材協力 田村マナ 美髪アドバイザー、毛髪診断士、スカルプケアリスト

客室乗務員として働くなか、髪のトラブルに悩まされたのを機に基礎化粧品ブランドを立ち上げる。現在は、美髪アドバイザーとして美しい髪を手に入れるための基礎知識やセルフケア方法を広めるため、雑誌やテレビなど様々なメディアで活動。

あなたにオススメの記事