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簡単エクササイズ

こっそりできる…いつまでも若々しく! 膣ケア&膣トレ

記事に関するキーワード:健康管理 エクササイズ ボディケア 12月

不調や不安があってもなかなか人には聞けないデリケートゾーンまわりのこと…。けれども女性らしく輝くためには正しい知識が必要不可欠。All About「ボディケア」ガイドの藤原亜季さんに今するべき、膣まわりのケア方法を伺いました。

Q. 膣ケアとか膣トレと言いますが、デリケートゾーンも老化ってするのですか?

もちろん、膣まわりの肌や体と同じように年齢とともに衰えてきます。年齢によるホルモンバランスの変化や出産で筋肉や靭帯が傷つくことも原因の一つ。また、現代女性はストレスや偏食、運動不足や冷えなどで卵巣や子宮への血流が悪くなっている人が多いので、ますます膣まわりの衰えが加速していると思います。

膣まわりというと、自分では見たことがないという人も多いかもしれませんが、具体的に以下のような変化を感じ始めている人は、トレーニングやケアに目を向けたほうがいいですね。

(1)見た目の変化
アンダーヘアに白髪を発見するなど見た目の変化。

(2)自浄作用の低下
膣には自浄作用といって、膣の中を酸性に保つことによって、細菌が繁殖したり感染しにくい仕組みになっています。しかし、疲労や加齢などにより、膣の自浄作用も低下します。それによってかゆみを感じやすくなったり、においが気になることが多くなることがあります。

(3)骨盤底筋の衰え
子宮や膀胱などの大切な臓器を支えているのが骨盤底筋ですが、出産で傷ついたり、加齢によって筋量が低下します。骨盤底筋が緩むことで、尿漏れの原因にもなります。排尿中に自分で尿を止めることができなければ、膣がゆるんできている可能性があります。

(4)セックスを楽しめない
性交痛は、卵巣機能の低下によりエストロゲンが減少し、膣の萎縮や潤いがなくなることが原因であることも。また、女性の場合は骨盤底筋の筋肉量がセックスの快感に比例するともいわれてます。

Q. 具体的にどんなケアをすればいいのですか?

出産後は体に負担のかからない範囲で、骨盤底筋を中心に鍛えるピラティスやエクササイズなどのトレーニングを始めましょう。更年期に衰えを感じる方が多いので、更年期にさしかかる前に始めると効果的でしょう。ただし、産後直後や体調の悪いときは控えましょう。

●デリケートゾーンは専用コスメでケア
デリケートゾーンは、皮膚と粘膜の中間で角質が特に薄く、刺激を受けやすく敏感な部分です。汗やタンパク質系の汚れが原因で、においや雑菌によるトラブルが起こりやすくなるので、清潔に保つことがなにより大切です。

ただ、一般の石鹸やボディソープでは洗浄力が強すぎて、膣がもつ自浄作用が低下したり、肌を守る皮脂膜を取りすぎてしまうことも。また、水だけではタンパク質系の汚れは落とせないので、pH値が考慮されたデリケートゾーン専用ソープなどを使うのがおすすめです。

また、ホルモンバランスの影響を受けやすく、炎症がおこりやすい部分のため、生理中のナプキンやおりものシートはこまめに取り替えてくださいね。

正しいケアをすることで、デリケートゾーンを清潔に保つことができ、においやかゆみなどのトラブルが軽減されますよ。

●骨盤底筋は下腹部を意識して
もっとも効果的に骨盤底筋を鍛えるには、ピラティスなどがおすすめです。ご自宅でチャレンジしてみるのなら、歯磨きをしながら、下腹部に力を入れ、かかとをゆっくり上げ下げしてみるだけでも効果が期待できるはずです。トレーニングで骨盤底筋が鍛えられると、尿漏れなどのトラブルが解消され、オーガズムを感じやすくなり、セックスをより楽しむことができるようにもなります。

ケアとエクササイズはもちろんですが、バランスのよい食事や規則正しい生活などの生活習慣の改善が膣まわりの健康には不可欠です。また、生理やおりものは体の変化をあらわすメッセージです。正しい知識を持ち、不調や違和感を感じた時は、専門外来を上手に活用しましょう。膣まわりのケアで自分自身の体を知り、心身を健やかに保って恋愛やセックスを楽しむことは、幸せな暮らしにもつながります。膣ケアを始めるのに年齢は関係ありません! 今すぐに始めてみてくださいね。

記事に関するキーワード:健康管理 エクササイズ ボディケア 12月
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取材協力 藤原 亜季 All About「ボディケア」ガイド

妊娠・出産を機に、妊婦専門鍼灸院「天使のたまご」を開設。漢方アロマセラピーメソッドで、妊娠前~妊娠中のマイナートラブルの解消、産後のケアまで、女性の身体をトータルにサポート。臨床の傍ら、ケアリスト育成スクールの統括や妊婦専用ブランド「キャリネス」の運営など、マタニティケアリストとして広く活躍中。

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