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フランス便り

心もからだもキレイでなくちゃ!フランス式最新デトックスレポート

そろそろ春の兆しを感じる頃になりましたね。パリはまだまだ寒くて、でも光が明るくなってきたのでコートにサングラスといった装いです。

春はデトックス時期、だというのは以前もお話させていただきましたね。秋冬の寒い時期はどうしても暴飲暴食する時期でもあり、体の代謝が落ちて体内には毒素が溜まっているそうです。私は、自宅で玄米菜食を食べ、食材にも気を配っています。それでも仕事で外食が続いたりすると毒出しをしなくてはなりません。体内のゴミは体調不良や病気の原因になりますし、体の中に溜めていても良いことなんてありません。汚いものは出してクリーンな体になりましょう。

フランス人の最新デトックス情報

フランス人の自然食仲間たちは、毎年春になるとデトックス液をお水に入れて飲んでいます。この時期、積極的に解毒ハーブティーを飲む友だちもいます。パリは東京に比べるとどこにでもオーガニックショップがあります。スーパーマーケットにはオーガニックコーナーがあるので、無農薬のデトックスのハーブティーを簡単に買えます。もちろん、フレッシュハーブがあれば越したことはありませんが、私は、乾燥ハーブとフレッシュを混ぜて飲んだり、食べたりしています。「ローズマリーや、タンポポの根、ハイビスカス、ジュニパー、ローズヒップなどが効くのよ! 」とハーブに精通している友人のお婆様から聞きました。フランス人にとってハーブは、特別な物やおしゃれな物ではなく、昔から伝えられている必需品なのです。

ハーブの代替え? 簡単デトックス方法とは?

ハーブがない、でも、すぐにデトックスをしたい方へおすすめの逸品があります。それは、大根。自然食では「毎日大根おろしを食べなさい!」と指導されるほど。ご存知のように、大根は消化を助ける役目があります。ですから消化の悪い揚げ物に大根おろし、お刺身には大根のツマが付いているのもそういったわけがあるのです。しかし、それは消化の効能のみならず、毒出しの効果もあるというから驚き。

先日、友人から「私がつくったの!」とピンク色をした大根をいただきました。彼女はバリバリのファッションブランドのPR。「あなたが農業を?」と聞くと、各区が持っている公園の一部を区民に貸し出している、小さなスペースでプチ農業を始めたとか。仕事のストレスで心も体もズタボロになった彼女。拙宅の窓際農園を見て、「これだわ!」と思ったそう。

彼女の趣味にはかなわないけど、出張続きでヘトヘトになって帰ってきたときなど、フレッシュな野菜が食べたくなるので、窓際のすべての植木鉢に食べられる植物(ローズマリーやミント、長ネギ、イタリアンパセリ、ルッコラなど)を育てています。無農薬の長ネギを買ってきたときに根っこを土に押し込むだけでネギが出てきています。安全だし、断然お得(笑)。

ここで、春の簡単デトックスレシピをひとつ紹介しましょう。
加熱すると色が変色してしまうのでピンク大根をカルパッチョ風にしてみました。無農薬の大根なので、流水でよく洗ったあと、皮を剥かず薄切りにしてお皿に並べます。大根の葉っぱを細かく刻み、デットクスに効果があるクルミ(できたらカラ付き)を割って大根の上にふりかけます。最後にゲランドの粗塩とオリーブオイル。ノルマンディーのりんご酢を少々。日本ならレモン汁やゆずの絞り汁もいいかもしれません。

余談ですが、先ほどの彼女、以前よりも元気になりました。もちろん、お野菜づくりを始めたからであることは言うまでもありません。お休みの日は、土に触れ、自分がつくった季節の野菜をたくさん食べる。「野菜づくりで得た充実感が、心のデトックスになった」と笑顔の彼女は教えてくれました。
体だけじゃ、ダメなのですね。

ピックアップアイテム
肌のデトックスといえば、まずは落とすことから!
取材協力 YOLLIKO SAITO 写真家

日本大学芸術学部写真学科卒業。広告制作会社勤務後フリーになる。現在、パリを基点としてヨーロッパ、アフリカなどで活躍。日本の女性誌、書籍、広告の他にアート作品の写真展をパリ、ベルリン、銀座で定期的に開催。ビオ、自然食、自然治療にも関心が強く、自他ともに認める「健康マニア」。自宅で栽培しているオーガニックハーブを使った料理をもてなしたり、ナチュラル・オーガニックコスメなどの美容情報にも精通。

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