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風邪の季節の強い味方!ハチミツの底力

風邪かなと思った時の救世主といえば、ハチミツ。キッチンに常備しているご家庭も多いのではないでしょうか? 砂糖代わりに取り入れるのはもちろん、ハチミツには様々な効果効能があるのです。選び分けるだけで美容にも健康にも効果をもたらしてくれる、ハチミツの最新事情をご紹介します。

選ぶのなら加工されていない「純正ハチミツ」を!

健康に良くて美味しいハチミツ。けれども、スーパーに行けば多くの種類が並んでいますし、専門店もたくさん出てきていて、何を選べばいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?

ハチミツは加工の仕方によって、純正ハチミツと加糖ハチミツ、精製ハチミツの3種があります。純正ハチミツは、ミツバチが集めたハチミツを加工処理せずに製品化したもの。一方、加糖ハチミツは水飴や人工的につくった加糖などにハチミツを少量加えたものであることが多く、精製ハチミツは、ハチミツの濁りを抑えるように加熱や脱色などの処理がされています。純正ハチミツに比べて、加糖ハチミツや精製ハチミツは価格が安いこともあり、手に取りやすいのが特徴ですが、ハチミツ本来の栄養素や酵素を取り入れるのなら、断然「純正ハチミツ」を選びましょう。

続いては、純正ハチミツの中でも特に注目のハチミツについてご紹介します。

最新トレンドは、酵素がたっぷり詰まった「生ハチミツ」

最近、美容のプロやモデルたちの間で人気が高まっているのが、生ハチミツ(ローハニー)。通常スーパーなどで見かけるハチミツは、加熱処理をして精製されているのに対し、生ハチミツは含まれる酵素を壊さないよう、加熱処理を控え不純物を取り除くのみのシンプルな方法で精製されています。加熱処理がされていないため、通常のハチミツよりは保存期間が数ヶ月と短いのですが、ビフィズス菌のエサとなるグルコン酸が含まれており、整腸作用に優れていると人気です。

また、インドの伝承医学アーユルヴェーダの考えでは、生ハチミツは「純粋な食べ物」と位置づけられ、数少ない生のまま体内に取り入れて良い食材だとされています。純粋な食べ物は体内の毒素を減らし、アーユルヴェーダ哲学における生命の源となるパワー(オージャスと呼ばれています)を増やすとされています。
もちろん、生ハチミツは火を加えないことでその効果が保たれているので、ホットドリンクに混ぜるよりも、生で食べるのがおすすめです。

これからの季節に常備したい「マヌカハニー」

もうひとつ、ハチミツ界で人気を集めるのがニュージーランド原産のマヌカの花の蜜から採取したマヌカハニーです。マヌカの木は先住民族マオリの間では、癒しの木と呼ばれ、古くから重宝され、ニュージーランドでは健康食品として一般的に知られています。
マヌカハニーは殺菌力がとても強いため、風邪の予防や免疫力アップはもちろん、ピロリ菌や大腸菌など胃腸疾患の予防、虫歯予防にも効果的だとされています。

●取り入れる時は加熱しないのがベスト
マヌカハニーは味にクセもあるので、砂糖の代用というよりは、ティースプーンに取ってなめたり、ヨーグルトに加えるなどして摂取するのがおすすめです。また、抗菌作用を活用するため、口に含んだ後は水などをすぐに飲まずに口腔内で溶かすようにするのがベストです。

●初心者は10+から始めるのがベスト
マヌカハニーは有効成分の量に応じて表示があるのが特徴です。最もメジャーな数値がUMFで、ニュージーランドの機関によりライセンスを取得した製品にのみ表示が許可される数値です。有効成分量に応じて10 +や20+などの数値が異なりますが、数値が高い方が有効成分の含有量が多いという意味です。10+以上のものはニュージーランドでは医療グレードとされ、効果が期待できると言われています。ただし、有効成分が多ければ多いほど、独特のクセが出てくるうえ、値段も高くなってきます。まずは10+から取り入れてみてはいかがでしょう?

ハチミツは世界中で古くから風邪を予防するための特効薬として重宝されてきました。インフルエンザウイルスなどが蔓延し始めるこれからの季節、ぜひ、生活の中にハチミツを取り入れて、ウイルスに負けない体を育みましょう。ただし、マヌカハニーをはじめとしてハチミツは小さい子供には効果が強いため、与えないようにしてくださいね。

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